【2次元】鬼滅の刃で彼氏にしたいキャラPart16【妄想】

[10501. 匿名]

>>10366
どんどんグッズが増えてきてカオスな義勇さん🤣
ガル子ちゃんが、優しくフォローしてあげてるのも可愛いw

[10502. 匿名]

⚠️⚠️


ガル山探偵「この病院内で起きた事件。私が解き明かしましょう。
そう。その人物は白衣を脱いだあと、存分に引き締まったウエストをこれでもかと見せ付け、今度は羽織りを羽織り直すことでその柄を私に深く印象付けようとした。
その羽織の模様は…横縞ではない──つまり、『邪ではない。真剣交際を申し込みたい』というメッセージ。告白の蛇行運転はいけないわ。私の胸のざわめきを止められるのは…そう先生、あなただけ。かの名医アスクレピオスのように私の……。院内PHSですか、出てください」

警部「紅茶をどうぞガル山探偵」
ガル子「ありがとうございます。思い切り甘いのにしようかしら。」
警部「蛇(ヘビー)級の恋は見事に、角砂糖と一緒に溶けたというわけですな。」

[10503. 匿名]

>>8578
🍉［あの雲が消えたら］
4話

歓迎会のことばかり考えていたからだろうか。盛大にミスをしてしまった。取引先へも迷惑を掛けてしまい、不死川さんが先方へ謝罪してくれた。
「すみません……」
「社内だけの事だったら全然どうにでもなるんですけど、今回のはお客さん絡んでるんでこれから気をつけてくださいね」
不死川さんは真剣な眼差しでそう言った。いつも笑顔で「大丈夫っすよ！」と言ってくれる時とは違い、胸がずしんと重くなった。ちょっと浮かれすぎていたな、と反省する。気を引き締めなきゃ。こんなんじゃ、呆れられちゃうぞ。

定時を15分位すぎて、今日やらなければならない作業が終わった。
「それじゃあガル山さん、歓迎会の会場に向かいましょう！」
「は、はい！」
会社の外に出るとまだ空は明るかった。今日は雲が厚く、空気も湿っている。猫の形の雲も見つかりそうにはない。

居酒屋に着くと、真ん中の席に座るように言われた。不死川さんは幹事をやってくれているので、入り口に近い席らしい。ちょっと、寂しさと、今日のミスへの申し訳なさとで、真ん中の席は居心地が悪い気がした。
「それじゃあガル山さん、一緒に頑張りましょう！かんぱーーーい！！」皆が一斉にグラスを合わせる音が響いた。
「ガル山さん、卵焼きもあるんで食べてくださいね！好きっすよね？」
斜め向かい側から不死川さんが叫んだ。
すると「さっすが指導係！好きな食べ物まで知ってるんだね」と隣のモブ田さんが返した。
「ガル山さんのお弁当、卵焼きがいつもすげぇ美味そうなんですよ！」
こうして気にかけて話題を振ってくれることがとても嬉しかった。かと言って騒ぐわけでもなく、他の人の話もよく聞いていて、不死川さんが仕事の出来る人として一目置かれている理由が分かる気がする。

続く🌧️

[10504. 匿名]

>>10498
そのギャップ最高よね…！

[10505. 匿名]

>>10502
www
いやぁ…星占いもアテにならないもんですなぁ………(適当)

[10506. 匿名]

>>10431
切れました💦　

「じゃあ、また明日ね！
待ってるからね〜」
がる羽に見送られて手を振られると
振り返りながらぎこちなく手を振った
無一郎はお腹も胸も満たされていた

つづく

眠気に襲われてるので今夜はここまでで…（コメント嬉しいです☺）





そして半分寝ぼけてます💦
（読んでますのコメント嬉しいです☺）

[10507. 匿名]

>>10502
どこからどう突っ込んでいいのかわからないので、とりあえずそばかすの数を数えておきます

[10508. 匿名]

>>10502
溶けちゃったの？ねえ、溶けちゃったの？！ww
推理を聞いてる邪でない先生の反応がめちゃんこ気になります😂

[10509. 匿名]

>>10019
美しい😢

[10510. 匿名]

>>10503
ガル山さんにとっては今日のことは少し気が重かったかもしれないけど、仕事に対して責任感があって真面目な姿や席が離れていてもちゃんと気にかけてくれてちょっとしたことも覚えていてくれる🍉くんのスパダリっぷりにキュンです(⁠*⁠´⁠ω⁠｀⁠*⁠)

[10511. 匿名]

>>10502
思い出はいつもキレイですもんね…ふぅ

[10512. 匿名]

>>10474
🐚
更新楽しみにしてました！！
めっちゃ面白かったです！！

[10513. 匿名]

>>10105
⚠️方言

伊黒さんに「しましまにしまっしま」って言って欲しい
金沢弁で「しましまにしなよ」って意味です

[10514. 匿名]

>>10383⚠️🐰🐚返信

すごく引き込まれて読みました
色彩の表現が美しく、情景と彼の笑顔を思い浮かべながら浸りました
切なくも素敵なお話ありがとう

[10515. 匿名]

>>9092
🐢
拙者ww口に出しちゃったむいくんがかわいすぎるw

[10516. 匿名]

>>10151
好きです♡エビ食べたい

[10517. 匿名]

>>10502
もうあの人の笑顔も思い出せませんな…

（めっちゃ笑ってますww）

[10518. 匿名]

>>10503☁
読んでます🍉

[10519. 匿名]

>>10513
知らなかったー。
すっごく可愛い♡言ってほしい

[10520. 匿名]

>>10455

⚠️解釈違い⚠️拗らせてます⚠️とっ散らかって来た気がする

部屋に戻るとやっぱり彼が来ていて、昨日私が一人蹲っていたソファに浅く腰掛け、長い脚の膝の上に前かがみで肘をついて手を組み机の上のスマホを見つめていた。
「どこ行ってた」
「海、見に…」
「スマホ繋がんねえから心配した」
「…ごめん」

私は天元の足元に膝をついて口を開いた
「天元、私──」
「別れたいのか？」

私の心を見透かしたように、視線はスマホに向けたまま冷たい声で問い返された。
別れたいかって、別れたいわけない。でももう無理でしょう？
自分だってそのつもりだから、あんな──
「合コン、してたじゃない」
彼の手がピクリと動いた
「彼氏より仕事優先の女だって話したんだよね」
言ってしまった…こんな責めるような事言うつもりじゃなかったのに。
「…違う」
「違わないよ。仕事優先の女、その通りだしその結果が今のこの状況だよ」
彼の手に力が入るのがわかった
「このままだと天元も私も苦しくなるだけじゃん…私が仕事変えればいいんだろうけど、それが出来ないんだからやっぱり仕事優先してるんだよ、それでも天元は私を大事にしてくれたけど、私は天元を大事にしてあげられなかった…ごめんね」
「俺は…お前にそんな事言わせるためにここに来たんじゃねえよ！」
──驚いた。普段は滅多なことでは取り乱したり大きな声を出すことなんて無いのに…
ねえ、何で貴方がそんなに苦しそうな顔をしてるの？
何で貴方が──泣いてるの？

つづく…

[10521. 匿名]

>>10155
広島弁の破壊力にグハァ💕

🐢だけど
博多弁
「〇〇のこと好きやけんさあ…俺にしときい」
派手好きな宇髄さんのイメージ

北九州弁
「〇〇のこと好きやけ…俺にしとけっちゃ」
ちょっとやんちゃな実弥のイメージ

好きな方言なんで選べなくて、どっちも載せました！
…のところで抱き寄せられて耳元で言われたら死ぬ♡

[10522. 匿名]

>>10193
よこですが
このイラストは小説「鬼滅の刃 片羽の゙蝶」に収録されてる「笑わない君へ」というお話の挿絵ですよ。

[10523. 匿名]

久々にきたぞー。みんな元気かい？

[10524. 匿名]

>>10107
ナデナデ⚠️
ポカポカした陽だまりが気持ちいい昼下がり。縁側で寛ぐ天元様の横にぴたりと座った。まるで癖みたいに私の頭を撫でては、目を細めて微笑んでくれる。愛おしさに包まれながら、ふと思い立った。

｢天元様、ちょっと屈んでください。｣
｢ん？こうか？｣
｢はい、そうです。｣
大きな身体をギューッと抱き締める。
胸元に天元様の顔を埋めて、頭をゆっくりと撫でた。

｢いつも撫でてくださるお返しです。｣
｢...どーも。｣
｢...天元様、大好きです。｣
｢...。｣
｢真面目で、カッコ良くて、可愛くて、優しくて、お茶目で。ずっとずっと大好きです。｣

この方の頭を撫でてくれる人は、今までにいたのだろうか。そんな風に思ったら、急に言葉にして伝えたくなったのだ。

天元様は撫で続ける私の手を取ると、そっと唇を合わせてきた。

｢...俺も。ずっと変わらず、お前のことだけ想い続ける。いいか？｣

柔らかく弧を描いた瞳の奥が、キラリと揺らめいて見える。言葉に詰まり頷いた私に、天元様は優しくまた口付けてくれた。

おわり

[10525. 匿名]

>>10155
わしにしとけー。他の男に行ったらまじゆるさんけーのぅ。
※⚠️リアル広島県民より

[10526. 匿名]

🐚
⚠️あくまで願望です

ここの日数も残り少ないので願望妄想置いていきます

がる子は由緒正しき家系のひとり娘（家系図にも書かれないないほど血が薄れたけど実は産屋敷家の超遠縁）

そこで共に生活を送るのは優しい両親と、

先祖代々仕える使用人「炭治郎」
お抱えの楽団員「善逸」
養子に迎えた男児「伊之助」
住み込みの庭師「玄弥」
警備員見習い「錆兎」
家同士の付き合いがある幼なじみ「無一郎」「有一郎」
※彼らは名前と容姿こそ原作のそれと同じですが、生まれも育ちも全くの別人で性格も大正軸の彼らとは全然違うという設定です（むろん似ているところもあったりなかったりしますが）



後々、がる子はこの中の全員と関係を持つというプロットでした🐚🫡🐚
―🆓―

[10527. 匿名]

>>10331
義勇さん
桜が美しい福島県の鶴ヶ城🏯
大河ドラマ『八重の桜』で有名🌸
赤瓦の天守閣は国内で鶴ヶ城だけ！
白壁と赤瓦のコントラストが美しい
澄み渡る青い空と繊細な桜が義勇さんぽいなと

義勇さん、白虎隊でグッズにもなっていますし
炭治郎、伊之助もなっています
(他のキャラも探してみたけど３人だけしか出てこなかった)

写真もっと綺麗な物がネットにありますが(ライトアップされた写真)載せていい物かわからないので
無料画像ですが載せます

[10528. 匿名]

💎⚠️解釈違い、大正軸、長いけど何の変哲もない話🌸

繕い物をしていた手を止め、縁側から庭を眺めていると、天元様がやってきて隣に腰を下ろした。
「桜も終わっちまったなぁ」
「そうですね…今年は満開の桜、一緒に見れましたね」
庭にある桜の木。
それが蕾の時期から満開、そして葉桜になるまでを共に見届けたのは、初めてのような気がする。

天元様が鬼殺隊を引退されて
毎日、おはようとおやすみなさいが言えるようになった。
毎日、一緒にごはんを食べるようになった。
一人で眠る、寂しい夜もなくなった。
離れていた時間を取り戻すように、天元様は私と過ごしてくださっている。

再びちくちくと針を動かしていると、視線を感じて。顔を上げると、こちらを見て微笑んでいる天元様に、トクンと胸が高鳴った。
「…そうだ。お茶を淹れて来ますね」
そう言って立ち上がると、袖を引かれた。びっくりして振り返ると、天元様が眉を下げて私を見つめている。
「なぁ…俺、何かしたか？」
くん、と更に強く引かれ、腰を下ろした。
「…何でですか？」
「いや…何か最近素っ気なくね？今だって、俺が来たらすぐ離れていくし…地味に凹むだろ」
弱々しく紡がれた言葉に、ぎくっとした。そして逃がさないと言わんばかりに、いつの間にか腕を掴まれている。
「ほら、何かあるなら言えよ」
「その…どうしたらいいか、時々わからなくなって…」
「何が？」
「ずっと一緒にいたら…天元様、私のこと飽きたりとか嫌になったりするんじゃないかと、思ってしまって…」
一緒にいられて、嬉しいはずなのに。“普通”の生活を手に入れたはずなのに。離れていた時間の方が長かったせいか、あれこれ余計なことばかり考えてしまうようになっていた。

「…お前は、俺のこと飽きたり嫌になったりすんの？ずっと一緒にいたら」
「…えっ！？まさか！そんなことある訳ないじゃないですか！」
「だろー？それは俺も同じだっての」
ニッと笑うと、天元様は私の唇に軽く口付けた。突然のことに何も言えぬまま、みるみる顔が熱くなっていく私を見て、首を傾げる。
「…何？まだ何か言いたそうな顔してんな？」
「すっ…すぐこういうことするから…ずっと一緒にいると、身が持たないというのもあって…」
「はぁー…なかなか慣れねぇのな」
笑われて、恥ずかしくて俯いていると、身体がふわっと浮いた。すぐ目の前に、天元様のお顔がある。あぐらの上に横抱きにされ、あっという間に腕の中に閉じ込められてしまったのだ。
「んじゃ慣れるまでこうだな。幸い、時間はたっぷりあるし」
「えぇっ！？…いやいや！ちょっとこれは…！」
「こら、目ぇ逸らすな。こっち見ろ」
ぎゃあぎゃあと縁側で騒ぐ私たちの元へ、鴉が一羽、羽音を立てながら舞い降りた。
「悲鳴嶼さんとこの鴉じゃん」と、受け取った手紙を片手で器用に広げる。読み終えると、天元様は小さく笑みを溢した。
「悪いな…また、忙しくなりそうだわ」
あーあ、と盛大に吐いたため息とは裏腹に、その表情は清々しく、もう何かを思案し始めているようだ。２人でのんびり過ごすのは、まだ先までお預けになったらしい。でもそんな天元様の様子に、こちらも何だか心が弾んでくる。
「すぐ返事書くから。待っててくれるか？」天元様が声をかけると、桜の木にとまっていた岩柱様の鎹鴉が、カァと返事をした。

花が散り、春の終わりを告げる桜の木。
みずみずしい緑の葉が、陽の光を浴びてキラキラと輝いている。
次の季節が巡ってくる。また春には、美しく花を咲かせるために。

おしまい

[10529. 匿名]

>>9967 つづき　⚠️
「チョコが溶けるその前に」12

「ガル子さん、よく食べますね」
「はい！！とっても美味しいです！」
モブ原さんと薬の調達に街に来ていた私は、昼食のために入ったお蕎麦屋さんで大盛りをたいらげていた───モヤモヤを払拭するように。こういう時は食べるに限る。だから太るんだけど。
「良かったら甘味も食べませんか？ここはあんみつも美味しいんですよ」
「え、いいんですか！？」
運ばれてきたあんみつをスプーンですくって頬張る。
「ほんとだ、美味しい〜！幸せ」
そんな私を見て、モブ原さんがふっと柔らかく笑った。
「可愛らしいですね、ほんとに」
「──ぐ、ゴホゴホッ」
「ガル子さん大丈夫ですか。お茶飲んでください」
モブ原さんが胸キュンなことを言うから咽せてしまった。優しいモブ原さんが私の背中をさする。
「か、可愛いって…私が？真面目に言ってます？」
「大真面目ですよ」
「お、大口開けて食べてるのに？」
「はい」
「口いっぱい入れて頬が膨れてるのに？」
「もちろん」
モブ原さんは照れる様子もなく、にこにことこちらを見ている。これが大人の余裕なのだろうか。
「…私の実家は、定食屋だったんです」
「そうなんですか？」
モブ原さんは幼い頃からよく店を手伝っていたという。器用さや料理好きなのはそこから来ているのだろう。
「特に、こういった和菓子を作るのが好きで。お客さんが今のガル子さんのように美味しいって嬉しそうに食べてくれるのを見るのが好きでした。でもある夜鬼が来て、家族が……。私が生き残ったのは、その時水柱に助けられたからです」
そこで身寄りの無くなったモブ原さんを、店の常連だった冨岡さんが屋敷付きの隠にしたそうだ。
「いつか…すべてが終わったら自分の店を持ちたいと思ってます。美味しそうに食べるガル子さんを見てると、自分の夢を諦めちゃいけないって思えるんです」
「あの…！実は、私も元の世界では高校を卒業したらパティシエの専門学校に行く予定でした。あ、パティシエはお菓子職人のことで。ほら、食べるのが大好きなので自分で作れたらいいなぁって」
「そうでしたか。では、良かったら今度の非番で一緒にお菓子でも作りませんか？」
「はい、ぜひ！やったー」
「良かった、元気そうですね」
「え…」
「少し前からちょっと元気なさそうで気になってましたので。…水柱と何かありましたか？」
「えっ……！？」
先日冨岡さんに襟元を直されたことを思い出して、意図せずに顔に血がのぼった。それを見てモブ原さんは「やっぱり」と小さくため息をついた。
「ガル子さん、悪い事は言いません。水柱はおやめになったほうがよろしいかと」
「ち、違います！冨岡さんとは何かあったわけじゃなくて、えーと…」
おそらくモブ原さんは私が冨岡さんに何かされて傷付いてるとか、私が冨岡さんを好きだと勘違いしているのかもしれない。
「あの、何も無いですから、大丈夫です」
「それなら良かったです。ガル子さんには傷ついてほしくないので」
「あんな遊び人はこっちからお断りですよ〜」
「それだけでは無くて…水柱には、お慕いしている人がいらっしゃいますから」
「…へえ、そうなんですか。遊び人なのに意外〜！」
それ以上何も言えなくて、私はひたすらあんみつをスプーンですくって食べた。

つづく

[10530. 匿名]

>>1224ひとりにしないで🌫️⚠️解釈違い

「ひとりになった時の事、実はあんまり覚えてないんだよね」
窓の外に何気なく目をやると、ちょうど太陽が山間に沈んでいくところだった。
西の空の低いところで、夜の始まりを告げるみたいに、ひとつ星がきらりと光る。
「寂しいとか悲しいとか思った記憶もなくて……」
最近ようやく気付いたそのわけは、たぶん僕が常に守られていたからだ。
お館様に、柱のみんなに、そして――
「僕には兄がいたんだよ」
寝台に横たわる彼女の空っぽの瞳が僅かに揺れた。
過去形にしたその意味に、聡い彼女はきっと気づいただろう。
「ゆうべ君を見た時さ、何でだろう、“あぁ、ひとりを知ってる人だ”って思ったんだよね」

珍しく静かな夜だと思っていた。
鬼の急襲の報せを受け、人里離れた山間の村へとたどり着いた僕の目に飛び込んできたのは、傷だらけの肌をむき出しにして月明かりの下に一人佇む彼女の姿だった。
笑っているようにも泣いているようにも見えるその顔が、なぜだか兄と重なった。

兄の事を思い出そうとすると、浮かぶのはいつだって不機嫌そうに歪んだ顔だけだった。
容赦のない辛辣な物言いは、繊細で脆い内面を悟らせぬための、不格好な鎧に過ぎない。
そんな虚勢の裏の孤独に最期まで気づけなかった愚かな僕は、結局兄をひとりにしてしまった。

「僕は本当の意味で“ひとり”を知っているわけじゃない」
気づけばいつだって誰かが差し伸べてくれた掌があって、だから僕はひとりじゃなかった。
それでも僕は知っている。兄がひとり背負った行き場の無い哀しみを。終わりのない孤独と絶望を。
触れずともその掌のあたたかさを知ってるように。物言わずともその瞳が微笑むわけを知っているように。

彼女の濡れた瞳をそっと掌で覆い隠す。
君をひとりにしないから。願わくはどうか君自身を――
「――ひとりにしないで」

[10531. 匿名]

>>10502
コメ欄の見事な流れにお腹痛いよwww
カエルもうさぎも笑うでしょうなぁ🤣

[10532. 匿名]

>>10520
別れたいのか…ちょっと不穏な感じで言われてぇ(;´Д`)ﾊｧﾊｧ

[10533. 匿名]

>>10523
おはよー！元気だよ！！

[10534. 匿名]

>>10523
ぼちぼちやでー！あと少ししたらまとめの時期やでー

[10535. 匿名]

あっ！🔥さんの誕生日もうすぐだね！
お祝いしないと🫶

[10536. 匿名]

>>10528
生き抜いてくれたあとの、すこし幸せ過ぎる日々…天元抱きで安心させてくれるの嬉しいな😌あの爆薬関わってたと思うけど、引退してもしごできなのかっこいい

[10537. 匿名]

>>10529
モブ原さんがつくづく良い男なんだよねぇ
でも水柱に惹かれてしまうんよねぇ…

[10538. 匿名]

>>10528
ほのぼの😊全部おわった後かとおもったけど決戦前だったんですね
一緒に過ごしてくれる天元様いいなあ〜

[10539. 匿名]

>>10502
本当は切ない夜だったのにね…(笑)

(本文もコメントも面白くて流れに乗ってみたw)

[10540. 匿名]

>>10502
この突然始まって終わる文章に、何をどう対応していいかわからなくて、華麗に切り返してる皆さんのコメント読んで「みんなすごい…なんかわからんけどすごい」て思って平凡な🌾を植えて帰ります🌾🌾🌾

[10541. 匿名]

>>10521 >>10525
10155です、うわぁあああまたときめく方言が…！
どんな言い方でも言葉でも刺さるのなぜなんでしょう😇ここぞって時に言われたらコロッと言ってしまいそうで。それがみんな素敵で沢山あるので昨日からずっとウロウロしつつ読んでます。

>>10419 >>10423
ありがとうございます🙏ときめきますよね…！色々なお題で今までも全国各地実感してたのですが、また改めて思いました✨

[10542. 匿名]

>>10531
よこ
呼んだ？

[10543. 匿名]

>>1379 SS
『blumengarten』 ⚠️重めかも🌧️

「生憎の天気だな…」
伊黒くんが見上げた空は一面雲に覆われていた。
今日の天気は曇り。曇りと言っても薄日の差すような白い柔らかな雲がかかった曇りではなく、灰色の分厚い雨雲が空を埋め尽くす曇りだ。
きっともうすぐその重みに耐えられなくなって雨粒となって落ちてくるだろう。
「こんな天気でも君はご機嫌だな」
「それはだって、久しぶりに会えたから。伊黒くんが雨の日は会えない、って言うなら雨を恨むけど」
「君が会いたいと言えば例え嵐の中でも会いに行くさ」
伊黒くんはそう言うと、私の手を取って指を絡めた。
こういうことをサラリと言うし、しかも本気でそういうことしそうなところが怖くて、でも愛しい。私が言えば本当に嵐の中私のところまで来ちゃうんじゃないかな。それを優しさと呼ぶのかどうかは分からないけど。
「伊黒くんって優しくて完璧で、心配になる。今までの歴代彼女たちって伊黒くんのこときちんと忘れられたのかな」
重い、重いよ自分。
でも私の心配はもくもくと広がった。今までどんな子たちとどんな風に付き合っていたんだろう。彼女たちはきちんと伊黒くんのことを諦められただろうか。もし自分が伊黒くんと別れることになったら、私は到底諦められるわけも、忘れられるわけもないんだけど…
「俺も君の過去に嫉妬することはあるが、その過去を経た今の君が俺の好きなガル子だ。これで君の不安が取り除けるか分からないが、過去は無理でも俺の未来は全部君にあげる」
伊黒くんが色の異なる瞳を優しく細めた。
ほら、こうやって私の全てを受け入れようとしてくれて、私の不安をなくそうとしてくれる。私だって、私の未来だけじゃなくって、私のどうってことない過去すらどうにかして伊黒くんにあげてしまいたいくらいだ。
「俺の未来を君にあげるし、俺は君を忘れられる自信はないから君のこと手放さない」
伊黒くんが私と繋いだ手を目の高さに持ち上げるとその拳にポツリ、と一つ雨粒が落ちてきた。私は慌てて繋いだ手を離して傘を開く。
「その傘はクリムトか？」
「よく分かったね。フラワーガーデンって作品の柄なの」
今日、雨が降るかもと思って新調した傘だ。グスタフ・クリムトの色鮮やかな作品がプリントされている。
傘の中に二人で収まって「かわいいでしょ？」と伊黒くんを見上げて尋ねると「ああ、かわいい」と言って私の額に口付けを落とされた。
傘の話なんだけどな、と照れていると伊黒くんは私の手から傘を取り、頭に当たらないギリギリまで傘を下げて私たちはすっぽり傘に覆われてしまった。
傘の薄い布地にプリントされた深い緑や淡い紫、鮮やかな赤にクリムトらしい黄金色が私たちに降り注ぐ。伊黒くんも私も花畑色に染まっている。
そのたくさんの色の中でも一際綺麗な色をした伊黒くんの瞳が私に近付いてきて、私は自然と目を閉じた。
丸い傘の中、ポツン、ポツンという雨の音と、唇に柔らかい熱を感じる。
大好きな人と、大好きな絵の中に閉じ込められた。

おしまい

[10544. 匿名]

>>10542
久しぶり🤣✨

[10545. 匿名]

>>10331
兄上は月との写真が有名な岐阜城かなあ。

[10546. 匿名]

>>10520


⚠️解釈違い⚠️拗らせてましたが…

「ガキみてえに拗ねて突き放すような言い方したって気づいた時には電話も切っちまって…夜メッセ送ったけど既読も付かねえし、呆れられたかと思って部屋訪ねたらスマホ置いて居なくなってて、どうやって謝るか悩んで途方に暮れてた。やっと帰ってきたと思ったら昨日の俺の失態も聞いてたっつーし、こりゃ振られんだな俺…って思ったんだよ。昨日は自己嫌悪でツレを飲みに誘ったら女連れて来やがって、ヤケクソで飲んで愚痴って……それ聞かれてフラれんなら自業自得だよな」

「え…いや、ちょっと待ってよ。フられるの私だよね？」
困惑した私は天元の手を握って顔を覗き込む
「何でだよ、俺だろ。お前さっき別れようって言いかけたよな」
「それは…そうだけど……本意じゃないっていうか…」
「別れたくねえのに別れるつってんの？」
「だって……じゃあさ、飲みに行っても女の人居たら帰ればいいじゃん？何で一緒に飲んだの？私あの時もうダメなんだなって思った、別れ話とかされるのかなって。だからスマホ見たくなくて置いて出かけたんだよ」
「それは！…悪かった。俺が悪い」
「いやいや元々は私が悪い……って、なんで笑うの」

「いや、俺らめっちゃ拗らせてんなって…」
「たしかに」
握った手の上に手を重ねられる。さっきまで冷たかった天元の手にぬくもりが戻ってきて…
「ちゃんと話そうぜ。俺もカッコ悪ぃとか思わずにちゃんと言うわ」
「うん。話そう。私も一人で考えすぎないようにもっとちゃんと言葉にして伝えるね」

ねえ、今度海に行こう。とてもキレイなところだったの。パンとコーヒー買ってさ、あの景色を二人で見たら、きっともっとキレイに見えると思うんだ──

お、おわり…

[10547. 匿名]

>>10546
あとがきのようなもの
オチ決めずにはじめるととっ散らかって行くんだなあと身に沁みました…

[10548. 匿名]

>>10524
いいなぁ…あったかい空気がこちらまで伝わってきました❤️天元様とこんなふうに穏やかに愛しさをつたえあえるなんてとてもいいです❤️

[10549. 匿名]

おはよう！！
読めてないお話が気づいたら増えてた😱
ゆっくり読ませてもらいます(｀・ω・´)

[10550. 匿名]

>>10547
おはようお疲れ様🍵
ゆっくり読ませてもらいますね☺️

[10551. 匿名]

>>10543
すっごくすっごく好きです
幸せとすこしの不安とそれをまた覆う幸せ
素敵すぎる

[10552. 匿名]

>>10397
更新今気づいた(๑˃̵ᴗ˂̵)！！
⚓️付けさせてください🙏

[10553. 匿名]

>>7946
【見たい景色】
⚠️解釈違い⚠️気になる隣の席のクラスメイト
🌫️

ある日の午後の授業の事。5時間目は担当の先生が出張で留守のため課題プリントをする事になった。
教科書や資料集やノートなどを参考に問題を解く。
私の席は教室の窓側の後ろから2番目の席で、午後の強い陽射しが直に教室に降り注ぎ段々と眠くなってウトウトして寝落ちしそうになっていたら隣の席の時透くんがシャーペンのノック部分で机をトントンとしてして隣を見るとちょっと微笑んで"窓の外の空を見て？"と窓の方に指を差した。
窓の方を見ると目が覚めるくらい雲一つない真っ青な青空が広がっていた。
ガル子｢え、すご……｣
むい｢うん。ウトウトして寝落ちしそうだったから気になって｣
思わず声に出してしまったら時透くんも反応してくれた。
ガル子｢起こしてくれてありがとう。ごめんね｣
そう伝えると微笑んで首を振って課題に取り掛かった。
教室で一緒に雲一つない青空を見たあの日から段々、時透くんが気になるようになった。

終わり

[10554. 匿名]

>>10547
え！なんで！めちゃくちゃキュンしましたが！？
もう駄目ってとこまで拗れて拗れて気持ち再確認したいんだぜ😌💗

[10555. 匿名]

>>505 ⚠️二次絵
>>519 推しと桜
⚠️苦手な方はスクロールお願いします

キメツ学園！終了寂しいよ～というわけで、高等部3年生の皆様を桜の木の下で記念撮影させてもらいました(矢琶羽くんは地面に寝転ぶの嫌だったみたい…ｺﾞﾒﾝﾈ)

[10556. 匿名]

>>10397
2人、合うなぁ！恋はもちろんしたいんだけど、この宇髄さんと純粋に友達として過ごしたい気もする
素敵な関係

[10557. 匿名]

>>10543
はぁ幸せ…☂️✨️不安な曇天が、伊黒くんの言葉で色鮮やかな幸せ色に変わったんですね
心情と情景のリンクも素敵です

[10558. 匿名]

>>10555
🌈絵感想

ヤッハーwww
でも付き合ってくれるのね～

素敵な絵で任務前に頑張れる😀

[10559. 匿名]

>>10555
⚠️二次絵感想




朝の木洩れ日にイケフォー！！それぞれの表情がかっこいい～✨拡大してじっくり見てたらヤッハーが怒っててなんで!?って思った次の瞬間察知しましたwでも付き合って寝転がってくれるの優しいな～😂
スピンオフ見れた気分です♪ありがとうございます♡

[10560. 匿名]

>>10555
⚠️二次絵感想

なかなか揃わない4人の貴重な写真っぽくて素敵
アオハルだなぁ
表情も光の当たり方もすごく好き
この4人と同級生になりたい

[10561. 匿名]

>>10543
すっごく素敵です♡美しい情景と傘の下での甘いやり取り…他嫁ながらうっとりさせていただきました♡

[10562. 匿名]

>>10345
やだあ♡　良い♡

[10563. 匿名]

>>10547
お互い気持ちは変わってないのにすれ違っちゃうことってあるよね…、2人が仲直りできてよかった♡

(文末のお、おわりに産みの苦しみを感じて勝手に共感しちゃいましたー🤝なんとなく書き始めると思いのほか長くなっちゃったり終わり方困ったりしますよね😁)

[10564. 匿名]

>>10265
「僕の名前は時透無一郎。君に出来ることは黙っておくことだけだよ」

↑このセリフ…カッコいー💕土器土器が止まらない
他の方も書かれている様にセリフのむいくん感が凄い！

[10565. 匿名]

>>10506
⚠己の趣味に全振り
⚠諸々解釈違い多々有り
⚠何でも許せる方向け

「おなじ星」🌫第４話

それから毎朝、任務が終わるとがる羽の家に朝ご飯を食べに通うようになった
温かい食事…
がる羽と笑い合いながら過ごす時間…
「おかえりなさい」と自分を待っていてくれる人がいることが
何よりも無一郎の心を温めた

そのうちにただ飯をもらい続けるには偲びないと、無一郎は畑仕事を手伝うようになった
任務の合間に山で木の枝を拾っては焚き木の足しにと渡したりもすると
「焚き木拾いは一人では大変なのよ〜
助かるわ！」
がる羽はとても喜んでくれた

いつしか二人は任務以外の時間を共に過ごすようになっていった
互いに一人での暮らしは寂しさもあったため
引き合うものがあったのだろう

特にがる羽は明るくてよく喋りコロコロとよく笑った
いつしかがる羽は無一郎にとってとても心地好い存在になっていった
夜の中に一人でいてももう孤独感に襲われることもなくなっていった

任務では夜は一睡もしないので
どうしても昼間に仮眠を取らなければならないが
がる羽は奥の部屋の扉を閉めて布団を使って寝るよう配慮してくれた
「ごめんなさいね、私のお布団しかないけど…
良かったら湯浴みもして汗を流して？
昼間のうちに隊服も洗っておくから」
その言葉に素直に甘えさせてもらい
汚れた隊服を脱ぎ、熱い湯で身体を流すと任務の疲れも一緒に流れて、身も心も綺麗に洗われた
そうして布団に入るとふんわりと優しく甘いがる羽の匂いがする…
それがまたほっと安心して無一郎は心地好い眠りに落ちていった──

つづく

[10566. 匿名]

>>10555
二次絵感想🌈


ヤッハー❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️
嬉しいです😭
朝から幸せをありがとうございます💞

[10567. 匿名]

>>10555
⚠️二次絵感想

エモい…｡+.ﾟ.((´இωஇ｀))ﾟ+.ﾟ｡

[10568. 匿名]

>>10565
読んでます♡このお話のあったかい雰囲気が好きだなぁ✨

[10569. 匿名]

>>10540 よこ
わかる
めっちゃ好きだから絡みたいんだけど完全にアタイの実力不足なの🤣💕

[10570. 匿名]

>>10555
⚠️二次絵感想🖼️

わぁー...✨✨
皆がキラキラしてる(*´ `*)
桜の花びらがまた素敵ですね🌸
何回も拡大して見ちゃった

[10571. 匿名]

>>10569
みんなめちゃイケ世代なんだなーって懐かしくなった💕w

[10572. 匿名]

>>10565
⚠己の趣味に全振り
⚠諸々解釈違い多々有り
⚠何でも許せる方向け

「おなじ星」🌫第５話

「え？しばらく会えない？」
「うん…この刀、もうボロボロだから
打ち直してもらわないといけないんだけど
担当してた刀鍛冶が亡くなって新しい人に頼むことになるから
今回は俺が直接行かないといけなくて」
「…そう」
がる羽は少し寂しそうな顔をしたが
「じゃあ、待ってるから
気を付けて行って来てね！」
そう笑顔で送り出してくれた

そうして無一郎は刀鍛冶の里へと向かって行った

夜が明けてもしんとした空気にがる羽は慣れなかった
「ただいま」と玄関から声がすることはない
それほどにもう無一郎がここに帰るのは当たり前の日常になっていたのだと
今更ながらに気付く
何だか食欲もなく起きる気にもなれない
朝ご飯も作ろうという気力も出ない

ほろり…涙が自然に溢れてきた
この布団にはいつの間にか無一郎の匂いも染み付いていた
胸がきゅうっと締め付けられる
がる羽は布団を頭までかぶるとその匂いを吸い込んでしくしくと泣いた

つづく

[10573. 匿名]

>>10568
ありがとうございます☺
互いに孤独だった二人が温かい時間を過ごすことで幸せを感じてほしくて…
まだぼーっとしていたむいくんの原作軸で書いてみようと思いました

[10574. 匿名]

>>10550
ありがとうございます😭読んで頂けるだけでもう嬉しいです！

>>10554
ありがとうございます！途中で自分ももうアカン…と思いましたがあなたのコメで救われました🥹

>>10563
ありがとうございます！気持ちは変わらないのにすれ違って拗らせることありますよね〜！
（引っ張りすぎてもグダるし駆け足になると打ち切り感wが出るので塩梅が難しいですね😂）

[10575. 匿名]

>>593
マニアックお題
ドライブデートでやっと目的地についた…！と思ったら
ギリギリ縦列駐車のところに誘導された運転席のガル子と助手席に座る推し

[10576. 匿名]

>>10575
⚠️


「縦列かぁ…」
「ガル子、運転代わろうか？」
「大丈夫だよ」
にっこり笑いアクセルを踏み込むガル子
「曲がる！曲がってくれ私のハチロク！」

[10577. 匿名]

>>10575
「代わるか？」
「いや…後ろ来てるし頑張る」
「わかった、左は見るから」

サッとシートベルトを外して窓から顔を出す様がたまらなくカッコイイ。って、余計なことを考えてる場合じゃない！
ハンドル目一杯切って下がりつつ…そろそろ戻していいかな。

「このまま少し下がって反対にハンドル切ればイケる。サイドミラーをよく見て。後続も行ったからゆっくりで大丈夫だ」

ゆっくりゆっくり…そろそろ車体真っ直ぐになったかな。前後微調整して…できた！シフトレバーをPに入れてサイドブレーキを引く。

「よく頑張った、お疲れ」
「はぁ〜心臓と脳が飛んでったー！」
「お前それ最近よく言うが何なんだ？」
「色んな意味でドキドキして身が持たないってことだよ！便利な言葉なんだよ！」
「…そうか」

ご褒美の頭ポンポンと小休憩をしてから降りる。さあ楽しいデートだ！

目一杯楽しんだ後、車を出す時がまた大変だということをこの時は綺麗サッパリ忘れていた────

[10578. 匿名]

>>10576
ガル子の愛車がハチロク？
まさか走り屋...

[10579. 匿名]

>>10575
「いや、無理だろう。これは…」
「いけますって。はい、まず鏑丸くんのようにシャーッと隙間に滑り込む」
「こ、こうか？」
「そうです。そしたらネチネチと切り返す」
ネチネチ…ネチネチ…ネチネチ…
「なんとか入ったか」
「さすがですね。ひと擦りもしていません」
「当たり前だろう」

近くでぶつかりながら停めている車発見。目を丸くして凝視する🐍さん

「あ、この国の人たち、バンパーは当ててもいいという考え方ですよ」
「先に言ってくれ…」
「いやいや。お見事な縦列駐車でした」

[10580. 匿名]

>>10579
ww

日本ほど車がきれいな国はなかなか無いですよ、伊黒さん（持論）

[10581. 匿名]

>>10555
⚠️二次絵感想


みんなカッコよくてしばらく眺めてしまった！
新緑と桜の花びらが春って感じでステキな絵だねー

[10582. 匿名]

>>10579
自レス
お題を読み違えて、間違って伊黒さんに運転させてしまった💦
ごめんなさーい🙏

[10583. 匿名]

>>10527
まさか地元が出てくるとは思わずびっくり！
鬼殺隊と白虎隊ってどちらも若者が命をかけて戦うという共通点がありますよね🌸

[10584. 匿名]

>>10577
頭ポンポン嬉しすぎるぅ( ◜ω◝ )

[10585. 匿名]

>>10274
🐢

可愛い♡

[10586. 匿名]

>>10543
心と色の描写が素敵です。
また、最後の「大好きな人と、大好きな絵の中に閉じ込められた。」という表現が本当に素敵。

[10587. 匿名]

>>10333
🐢
切ない😢

[10588. 匿名]

>>10582
横からぽむち🤚

[10589. 匿名]

>>10582
いえいえ、見事な縦列駐車を見せてくれてありがとう🙏✨
画像もとっても似合ってるしかわいい🤍🖤

[10590. 匿名]

>>10339
キーコキーコでも笑ったのに、めがひこめがひこでもう限界だ🤣
楽しすぎる～終ってほしくなかった🤭👼😈♡

[10591. 匿名]

>>10578
横
ハチロクってこれですか❓

[10592. 匿名]

>>10576
ドリフト駐車かあ…かっこよ
推しの反応はいかにw

[10593. 匿名]

⚠️🧈
⚠️流血表現あり

①
大規模な鬼の討伐が終わり、ここからは俺たち隠の出番となる。
現場が人里離れた山中だったため、一般市民の方々への隠蔽工作なんかは必要なさそうだが、如何せん怪我人が多く、隠一同は応急処置に追われていた。
ひとりひとり、重症度別に優先順位をつけて処置をしていく。その辺の地べたで怪我と疲労により座り込んでいる剣士たちの間を縫うようにして歩き回っていた俺の隊服の裾を引っ張る奴がいた。
「はい、なんですか？……ってうぉいっ！」
その人物を振り返った俺は思わず声を荒らげてしまった。
「……そうなの。血が止まらなくって。ちょっと診てくれないかな？」
そこには肩口を押さえる手を真っ赤に染めて木の幹にもたれかかっていた女性剣士がいたのだった。
咄嗟に周囲に誰かほかの隠は居ないかと視線を走らせた。女性なら、女性の隠の方が気安いだろうと思ったのだが、生憎誰ひとり手が空いてはいなさそうだった。
「ごめん、悪いんだけど早めに手当して欲しくて……お願い出来る？」と俺を見上げるその隊士の隊服はよく見るとぐっしょりと水分を吸っているように見えた。
たしかに今この瞬間も彼女が自らの肩の傷を押さえる手の隙間からは血が滲み出てきており、早く処置をする必要がありそうだった。
「じゃ、ちょっと失礼しますよ、と」
彼女のそばに座り込み、布を当ててある患部をあらためる。
「ありがとう、暫く押さえとけば血が止まるかと思ったんだけどねぇ」と言い訳じみた言葉を紡ぐ唇はあまり色がよくなかった。
「これは押さえるだけじゃ無理っすわ。かなり酷く抉ら……えっと、深い傷になってます」
あまり直接的な表現を使うのはどうかと思い、言葉を選んでみると、彼女は「いいよ、大丈夫」と微笑んだ。
とりあえず自分の雑嚢から新しい包帯と清潔な布を取り出した。それから、医療用の針と糸。
それらを用意した後に彼女を見つめる。くるっとした瞳が俺を見つめ返した。
「……すんません、隊服を脱いでもらう必要があるんですが」
きょとんとした顔をした彼女は、ああ、はいはいと頷きながら自由のきく方の手で釦を外し始めた。
黒い隊服を脱ぐのを手伝う。患部のある側の腕の、袖を抜く時に顔をしかめる彼女が気の毒だった。そして問題はその後。そう、シャツだ。これを脱いで素肌を晒してもらわなければ処置ができない。鋏でシャツを切るにしたって、互いに抵抗がありまくるだろう。
「もしかして、恥ずかしがっちゃってんの？」
突然からかうような声が飛んでくる。
「いいよ、大丈夫。だからさっさと縫って欲しいな」と言って彼女はシャツの釦を外し始めた。
「おい！ちょい待った！……恥ずかしいとかそんなんじゃなくて、いや、それもあるけどそれ以前にこんな公衆の面前で服脱がせるのが申し訳ない部分が大きいんだって！」
男の比率が圧倒的に多い現場で柔肌を晒すのは如何なもんですかね！？と彼女に言い聞かせる。
「まぁ、それはそうなんだけど背に腹はかえられない。悪いけど、手当してもらえないかな？」
今この瞬間にも傷口からは赤い雫が滲み出しており、緊急性の高さを示唆していた。
「……じゃあ、失礼します」
俺は彼女のシャツに鋏を入れた。

続く

[10594. 匿名]

>>10591
ヤッハー！
一緒に峠ドライブ行きたいな

[10595. 匿名]

>>593
マニアックお題

推しを演じて欲しい宝塚の男役

[10596. 匿名]

>>10543
頭に情景がすっと浮かんでくるような文章。
切なさと優しさが溢れたお話ありがとう😊

[10597. 匿名]

>>10575
⚠️ギャグです
これギリギリじゃねえか？

大丈夫だよ〜下りてくれる？🚗持ち上げるから

は？？？？もちあげ、、は？！

嘘だよw外で見て誘導してww

[10598. 匿名]

>>10593
すごい臨場感
ドキドキしながら続きを待ちます

[10599. 匿名]

>>10575
マニアックお題回答　縦列駐車
⚠可愛くなれないがる子
🪓「代わるか？」
がる子(キュン♡)「ふふん、私駐車場て困ったことないから大丈夫」
🪓「お願い♡とか言ってみろよ」
がる子(語尾のハート貴重…！キュン…)　🚗🚗ｽｯ…🚗「はい、入った〜」

[10600. 匿名]

パン屋のパンとドーナツ食った🥖🍩
よっしゃ書くぞ〜っ！！

[10601. 匿名]

>>10125さん⚠️🎴
レスありがとうございます*.(๓´͈ ˘ `͈๓).*
ほわほわしてしまいました♡

（そう、そうなんです！お嫁さんの一人とのことで、彼の良さを的確に言葉にしていただき、激しく同意しています。時に🎴の天真爛漫さと持ち前のコミュ力が眩しくも羨ましかったり。また、柱だろうが何だろうが自分の意見をもってちゃんと反論できるところも魅力的です
私も🎴のように、誰かの心を開くまではいかないけれど、いつも笑顔でいたいし（推しを癒してあげたい！）、優しい心を持っていたいなって、思うんです。
あとまだ好きな場面あった！円舞一閃決めた後のご尊顔、めちゃくちゃすてき…！その前に「全集中！」とあえて言うところ。そして「嗅ぎ分けろ」の覚悟を決めた？言い方…素晴らしいです✨あなたの彼氏さんカッコイイ⸝⸝⸝
またお話もぜひ読ませてくださいね🖤💚
これから柱稽古編で私の推しくんとも絡みがあるので、とても楽しみっ♪お話してくれてありがとう、少しでも伝わって嬉しかったです😊自分語り失礼いたしました┏〇ﾍﾟｺﾘ）

[10602. 匿名]

🐢コメありがと～(❁´◡`❁)
無風状態で凪いでたけど少し浮上できたよ

[10603. 匿名]

私も！
昨晩🐢コメントくれた方ありがとう☺️💗

[10604. 匿名]

⚠️二次絵
️⚠️苦手な方はブロック・スクロールお願いします











スイカは某ゲームのスイカちゃんを参考に描きました

[10605. 匿名]

>>10604
絵感想🍉



か、かﾝわいぃ〜〜〜Σ(´ཫ`)
スイカちゃんごと持ち帰りたいナ🥰

[10606. 匿名]

>>10333🐢
他の方のコメで気づいた
めちゃくちゃ好きな曲〜♡
聴きながら読んできました
言葉に出さないお互いの気持ちが尊い、切ないけれど素敵なお話でした

[10607. 匿名]

>>10530

あぁ、うまく言葉にできないのがもどかしい……！
とにかく刺さりました
好きです

[10608. 匿名]

>>10530
朝読んで、やっとコメント書けるタイミングになりました。むいくんが言うからこそ、最後のセリフがグッと来ます。こんなふうに苦悩するむいくん、辛いけど共に分かち合いたい、なんて思っちゃうなぁ

[10609. 匿名]

>>10604
⚠️二次絵感想



か、かわいー🥰丸っこい玄弥とスイカ
なでなでしたくなる〜っ
淡い色遣いがとても好きです

[10610. 匿名]

みんなプラスを押すハードルもちっと下げてもええねんで
減るもんじゃなし

[10611. 匿名]

>>10555
⚠️二次絵感想


なんて貴重な一枚なんだ！！
ヤッハー、ホントは凄く嫌だったはずなのに、付き合ってくれるところに男同士の友情感じてエモ過ぎます！！
鬼のメンズが制服着て、木漏れ日に当たりながら寝転がってるなんて…なんて幸せなんだろう✨

[10612. 匿名]

>>10610
どうせ通りすがるならと思ってポチポチしてるよ〜

[10613. 匿名]

>>593
マニアックお題　婚活パーティー💒
今日は、婚活の日
このようなお仕事だとなかなか出会いがないでしょう？と、鬼殺隊＆鬼さん達と、株式会社ガルとの婚活パーティが開かれました
推しは会場でどんな感じ？

[10614. 匿名]

初めて🐢コメ貰えた！嬉しい！ありがとう☺️

[10615. 匿名]

🐢コメから見逃した話に気づけるから
ゴールデンウィークは🐢コメ運動する

[10616. 匿名]

>>10553
授業中にこっそりと二人だけの景色共有するとか…素敵すぎですか？！空を見てって起こしてくれる時透くんのスマートさ✨さすがむいくん！
こんな席だったらもう寝れないけど、授業にも身が入らなくなりそうだなぁ🥰

[10617. 匿名]

>>10572
読んでます📖

[10618. 匿名]

>>10593
なんか読んでいて、隠しも本当にプロフェッショナルな人達んだなぁと改めて思いました。トリアージしたり応急手当したり現場の状況や負傷者の尊厳まで気遣って…
現代で言ったら特別に訓練された災害救命チームみたいな感じですよね。続きを楽しみに待っています

[10619. 匿名]

>>10615
いいね、私もやりたい！リアタイコメもやりたいしまだ文も絵も書いてるから忙しいぞ〜ワクワク✨

[10620. 匿名]

>>10602
私も。誰も読んでなくない?と凹んでたんだけど今見たら地味に少しずつプラス増えててちょっと元気出た！ありがとう!(^^)!

[10621. 匿名]

遡って読んでると謎に小文字‎だけど私の中では大文字で輝いてるよ、刺さるよ、コメントもらった人は喜んでるだろうなってコメント達がいっぱいある
ありがとうね😊

[10622. 匿名]

>>10610
全部目を通してポチッてるぞお〜！！反応しないときがあんのが悔しいのじゃ

[10623. 匿名]

>>10233
ありがとうございます🙏次のパートを楽しみにお待ちしてます

[10624. 匿名]

あたいもプラス増えてるかな？ってワクワクして自分のお話見に行ったら🐐だけ大量に増えてたwww

[10625. 匿名]

彼トピにかけられる時間はそれぞれ違うだろうけど、みんなその限られた時間の中でプラポチしたり🌾植えたりしてくれてるんだと思うと、本当ありがてぇ☺️🙏

[10626. 匿名]

>>482
お題
海外でスポーツ観戦
油断していたらまさかのキスカムに捕まった二人

[10627. 匿名]

>>10624
わかるよw
後から読んで丁寧に🐐してくれたのか…てしょんぼり🥺

[10628. 匿名]

>>10613
イケメン四つ子なため、興味津々な女子達に取り囲まれる。哀ちゃんが早速帰りたがり、せきどんに待てされる。｢哀絶、ここで見つけないでどうする？儂はそこまで面倒はみてやれんのじゃ。わかったな！｣

[10629. 匿名]

思春期🍉と眼鏡隠がる子

⚠️解釈違い⚠️🍊になるかも
⑴
「なぁ、がる子さん。『知恩報恩』って言葉知ってる？」
厳つい体に傷だらけで突飛な髪型をした隊士が無邪気な笑顔を向けながら話しかけてきた。
「知ってますよ。仏教の教えで恩を受けていることを知り、自らもその恩に報いる行動をしなければならないといった言葉ですよね」
「さすがっすね。昨日教わった言葉なんだけど。がる子さんは物知りだな」
感心したというような真っ直ぐな眼差しを向けられ不覚にも照れてしまい不自然に彼から視線を逸らす。
ここ岩柱邸には私のような専属も含め複数の隠が出入りするが彼は私にやたらと話しかけてくる。年下と言っても二つほどしか変わらないそんな彼を意識せずにはいられなかった。

彼が岩柱様に連れられてここに来た時はとてもこんなに柔らかな表情をして気さくに話す様には見えなかった。一部の者にしか知らされていなかったが、なんと彼は鬼喰いをしているのだ。
呼吸を使えない彼が切羽詰まって鬼に抗う為戦闘中に下した判断。壮絶な状況を乗り越え一体どんな思いで戦ってきたのか私なんかに想像することは容易ではない。

初めは荒々しくどこか人を寄せつけないような雰囲気をまとっていた彼も岩柱様の弟子になりここで生活を続けるにつれ徐々に周囲に心を許すようになったのか、不器用ながらも他者と関わりを持つようになった。

そして心にゆとりができるようになったためか、今、ちょっと遅めの思春期を迎えているようなのだ。
きっと今までは心が荒んでいて異性を意識する余裕すら無かったのだろう。

先日他の女性隠に話しかけられ顔を真っ赤にしていた様子がなんとも可笑しかった。
療養所の女性看護係にタジタジになっている様子も目撃したことがある。
道端で綺麗な女性とすれ違った時もあからさまにどぎまぎしていた。
もう大人のような見た目をしているのに中身はまだまだ成長途中の少年のような落差を感じてなんとも微笑ましい。

​─────だけど
ふと、違和感を感じる時がある。

彼は私と話す時はそのような素振りは全く見せない。
私に気を許しているから？
異性として見られていない？
家族の様な認識？けどここにいる他の女性には…
自身の心の中でモヤモヤとした感情が広がっていくのを実感する。
こうなったら直接本人に理由を聞いてみよう。

「玄弥さん。最近女性が苦手なんじゃないですか？」
その言葉にハッとした表情をする彼。
「…実は…。自分でもよく分かんねえけど…つい意識しちまうんだ」
自覚が薄いのか少し戸惑っているようだ。真剣な表情をして伏し目がちになっている。

「じゃあ、なぜ私と話す時は大丈夫なんでしょう？私も…その…一応女なんですよ？」
その言葉に明るい表情で顔を上げ真っ直ぐに私を見る彼。
「…！あー…がる子さんは眼鏡かけてるからな」
「……は？」
「がる子さんのことは眼鏡として見てます」
「……はぁ？？」
「つーか、眼鏡しか見てません」
「………はああああ！！？？？」

つづく

[10630. 匿名]

>>10613　婚活⚠️超解釈違い



真剣に考えてみたんだけど
みんな見た目かっこいいのにプロフィール台紙携えて初対面で話すと、無難な人が受けそう(？)な婚活の場ではモテない気がしてきたww

[10631. 匿名]

>>3009
【膝枕】🪓
⚠️解釈違い⚠️遊園地デート⚠️何でも許せる方⚠️同級生カップル⚠️有一郎くんを甘えさせる

遊園地デートでフリーフォールに乗った後にゆうくんの気分があまり良くなくてちょっと休む事にした。
冷たい飲み物(スポドリ)を買ってベンチで休む事にした。
ガル子｢はい、飲み物どうぞ。｣
ゆう｢ん。ありがと……｣
飲み物を一口飲むと私の肩に凭れかかってきた。
ガル子｢絶叫系苦手なのに付き合わせてごめんね。｣
ゆう｢ん、大丈夫。さっきよりマシになったから……｣
でも、やっぱり顔色は良くない。
ガル子｢ゆうくん、私の膝を枕にしていいからちょっと横になりなよ？楽になるよ｣
自分の膝をポンポンと叩いた。
ゆう｢ん。──じゃあ、お言葉に甘えて｣
ゆっくりと頭を膝に乗せた。
ガル子｢たまには私に甘えてよ……私ばかり甘えてるから………。｣
ゆう｢お……おう……。｣
頭を軽く撫でるとちょっと照れて頷いた。
ちょっと甘えたゆうくんが可愛かった。

──終わり──

[10632. 匿名]

>>10630
⚠婚活
横から解釈違い



キメ男は皆サクラか詐欺か、勘違いされそう

[10633. 匿名]

>>10624
それはもうファンだよ　わざわざ辿るなんて
その分の数は➕にたしとこ！

[10634. 匿名]

>>10632

[10635. 匿名]

>>482
お題　彼にやってみよう！

「手で狐の形作って」
🤘(中指・薬指・親指を合わせた形)を彼が作れたら、あなたも作って狐の口の部分をくっつけよう

↑
「チッス」の手話です

[10636. 匿名]

>>10617
ありがとうございます☺
嬉しいです！

[10637. 匿名]

みんなのお話が練りに練られていて
表現力もすごくて
そんな中に自分の駄文を落とすのは恥ずかしいけど
🌾やコメント下さる優しい皆さんに
たくさんたくさんありがとうと思うよ！
お陰でうまくは書けなくても完結まで書き切ろうと思えるよ！

[10638. 匿名]

>>10397
楽しい🏍️

[10639. 匿名]

今回🌾が盛んだからこそ余計にそれが無かった時との落差を感じてしまう気がする

[10640. 匿名]

>>10595
元ジェンヌさんだけど、龍真咲さんに善逸を。

[10641. 匿名]

>>10639
分かるよ🥺

[10642. 匿名]

>>10099 ⚠️季節外れ⚠️供養⚠️解釈違い💎

「…ふざけてると思ってた？」
隣の席に座った気配を感じる。指の隙間から覗くと、机に伏せ、こちらを覗き込む瞳と視線が重なる。
「……あの、ふざけてるというか、沢山話しかけて下さって優しい方だな、と」
「優しい？」
「私が話しやすいように和ませてくださったり…やっぱりモテる方は気遣いが違うなぁってずっと思ってて」
「モテる、ねぇ。俺今、先生にまったくモテてないんだけど」
「…いや、それは」

…ずっと、どこか別の世界の人のように思っていた。いつも華やかで、輝いていて、見ているだけでドキドキするような魅力的な存在だった。でもその一方で、彼からみた私はさぞかし地味な存在だろうとも思っていた。同僚というラインを越えて近づくことなど考えたこともなかったのだ。それが、何故かこんなことに。

「…ていうか。俺、先生にモテたいわ。先生だけにモテたい。飯行きたい。寝る前に電話とかもしたい。…それで休みの日には大人の優雅なデートを！ド派手に！」
「わあああ！」
最初の呟き声が段々大きく、大胆になり始めたので慌てて遮った。色々と心臓に悪い。

「あの、職場でこういう話はよくないです」
「だって2人で会ってくれないなら、ここで話すしかねぇから」
「………何で？何で私なんですか？」
「……それ、全部聞いて欲しいから飯行こ」
「え？！」
「行ってくれないならここで話す。そもそも！俺の好みは」
「わあああ！」

更に大きくなった声を、再度遮る。
いよいよ余裕の無くなった私を可笑しそうに笑う。こんな風に詰められて、流石に有耶無耶にはできない。

「飯、行こ？」
「………はい」
「…！！」
………宇髄先生の方をチラリと見ると、机に突っ伏したまま動かない。
「ど、どうしました？」
「……噛み締めてる」
「か、噛み…？！」
「…俺、この1ヶ月かけて譜面を…いや、先生にどうやって本気を伝えようか、考えてたんだわ」
そしてハァーと深呼吸すると意を決したように顔をガバッと上げ、身体を此方に向けて座り直した。

「先生と行きたい店をみつけたんだけど、一緒に行ってくれる？」

いつもの涼しげな目元が、自信溢れる魅力的な唇が、今日は違って見えた。余裕がないのは私だけではなかったのかもしれない。初めて見る表情に胸がときめいた。
彼が伝えてくれたそれは、愛の囁きでも甘い誘惑の言葉でもない。何も飾らずに真っ直ぐ届けられたその言葉が嬉しくて、愛しくて、思わず笑みが溢れた。
「はいっ」

私の返事に、彼はもう動揺したりはしない。
迷いも不安もない彼の眼に、私が映る。
私の瞳も迷わない。
自信に溢れた魅力的な彼の口元が、いつものように「はは！」と豪快に笑った。

(おしまい)

[10643. 匿名]

>>10604
⚠️二次絵感想



まるげんかっっわい_:(´ཀ`」 ∠):_
真ん丸○とは微かに違う、お顔の絶妙なスイカラインが最高！

[10644. 匿名]

>>10642
好き！
なんか、こういうことを書きたいのに延々とだらだら書いてしまいがちな私からしたらもう、場面の切り取りが完璧で、センスあるなぁって思います！
書いてくれてありがとう🫶
キュンも受け取ったし、すごく勉強になりました✨

[10645. 匿名]

>>10530
他嫁なんですがすごく好きです
哀しくて優しい3人

[10646. 匿名]

>>10629
気になるお話始まった🍉
眼鏡しか見てないってどんだけw

[10647. 匿名]

>>10639
私、沢山🌾しようと思ってしてるんだけど、センスのなさなのか他のガル子さんの🌾より多く🐐を呼びがちで、元のコメントガル子のさんにも申し訳なくてちょっと書くの躊躇してしまう。過去のまとめの時もそう。書き方がくどいのかなぁ。好き！とか簡潔に一言に留めたほうがいいのだろうか。

[10648. 匿名]

>>10634
ギョコたん怖いから何か喋って😱

[10649. 匿名]

>>10629
☆玄弥ァ─────…！
なんて素直な子だw🤣

[10650. 匿名]

>>10639
わかるよ
何度自分で🌾しようと思ったことかw

[10651. 匿名]

>>10639
無ければそれはそれで、肩の力抜いてのびのび書けるところあるかも。

[10652. 匿名]

>>10629
わぁ、思春期大正軸玄弥くんだ✨
眼鏡として見てるってww
続きも気になります🍉

[10653. 匿名]

>>10647
横だけど私も自分の思いのままに感想を綴ったコメントすると🐐に食いつかれてしまう
テンションがおかしいのかもしれん！
だから控えめにしたり他の方の感想参考にしたりするけどそれは果たして自分の感想なのか！？って自問自答
ほんと元コメの方に申し訳なくなるよね…

[10654. 匿名]

>>10642
あっ！続きが💕モテる男があなただけにモテたいとか…ブッ刺さるねぇ_:(´ཀ`」 ∠):_

[10655. 匿名]

>>10226
お題:推しとBUMP OF CHICKEN
タイトル『あの時、君に。』💎第四話
⚠️話数未定(今Partで完結予定) ⚠️解釈違い⚠️BUMP好きをまろび出した話

宇髄に彼女がいることを知ったのは、確か噂でだったと思う。

活発で明るい、とても可愛い子だった。
笑うとえくぼがキュッとできて、その子をよく知らない私まで元気を貰えるような。そんな、とびきり笑顔が素敵な子。小学生の頃から宇髄に片想いをしていて、ついに告白して付き合うようになったらしい。隣のクラスからヒョコッと宇髄を覗きに来る度に、栗色の髪がツヤツヤ光っていた。

そっか、全然私と真逆のタイプ...。
現実を目の当たりにして、嫌でも自分がモブなんだと思い知らされた。でも、それでも気持ちはそのまま。変わらなかったし、変えようとも思わなかった。変えることなんて、どうせできないとわかっていたから。

告白もしないし、邪魔もしない。
だから、好きでいることぐらいは許してもらえるよね？

実際告白する程の勇気も持ち合わせていなければ、邪魔になる程の存在感も出せなかった。気まぐれで宇髄が揶揄いに来てくれた時に、相変わらずテンパリながらやりとりするだけ。

いくら切なくても、苦しくても。
自分からは絶対に避けなかった。
だって、話せなくなる方がずっと辛い。一言でも言葉を交わせたら、結局いつも嬉しくなってしまうのに。

私と違って、宇髄には季節が巡る速度に合わせているのかと思うぐらい変化があった。

彼女と別れた噂が出回ったのは、夏休みが終わったすぐ。喧嘩をしたことが原因だったそうだけど、私でもわかった。教室の扉のところで泣いているあの子と、苛ついた表情で溜め息をつく宇髄を見たら。

宇髄、あの子のこと振ったんだ...。
詳しい理由はわからない。聞かないし、聞けない。もちろん宇髄も、関係のない私に言う訳がない。ただ、涙で目を腫らしたあの子の姿を見ても、揺るがない事情が何かあったんだなとは思った。宇髄に片想いをしている私でさえ、心が痛くなる姿だった。

冬休みの手前には、宇髄はまた別の子と付き合っていた。今度は大人っぽい、お洒落で綺麗な子。でも、それも三年間を思えば僅かな時間だったと思う。卒業までの間に、たぶん宇髄は５人の女の子と付き合っては別れてを繰り返した。告白されるのも振るのも、毎回宇髄側で。

でも、私から見たら宇髄はちゃんと彼女を大切にしていたと思う。ただモテ過ぎるから、不安になってしまう女の子の気持ちも充分理解できたけど。

兎にも角にも、私は宇髄のことを想い続けた。宇髄にしたらどうでもいい些細な会話も胸に大事に仕舞っては、毎日必ず日記に書き残して。例えば風邪を引いたらこう心配してくれたとか、授業で当てられたらこう助けてくれたとか。文字にするには笑われてしまうような地味な内容ばかりだったけれど、宝物だったから。宇髄にとっては違っても、私にとっては。

大人になった今でも思う。
あの頃の私は、宇髄のことがホントに好きだった。

つづく💿ﾖﾝﾃﾞｸﾀﾞｻﾘｱﾘｶﾞﾄｳｺﾞｻﾞｲﾏｽ

[10656. 匿名]

>>10651
よこ
私全然🌾付かないから、もう誰も読んでないかもしれないけどそれならそれで好きに自萌えに走ろうと思ってるw
投下する場所だけ借りてるみたいな🤣

[10657. 匿名]

出来上がってるSSがあるんだけど、🐐がいないタイミングを見計らっているのがバカらしくなってきた
どうせつく時は追っかけてきてつくし
残り少ないから萌え語りも稚拙な妄想もガンガン落とすけど、応援でプラポチしてくれたら嬉しい

[10658. 匿名]

>>10653
テンションは私もおかしいんだと思います😓先ほどのもだけれど誤字脱字も多いし。毎回確認しているつもりなんですけどね…舞い上がってて気付かなくて後で冷静に読み返して気付くのが多い。お返事ありがとうございます🙏

[10659. 匿名]

>>10229 >>10230 >>10239 >>10263 >>10404
感想ありがとうございます🙇‍♂️
ウキウキが急にズドーンってなった上に第四話はほぼ推し不在なのでなんだか申し訳ないです💦第五話からは現在の話になっていく予定です(*´ `*)

[10660. 匿名]

>>10642
ヤダ！！宇髄先生可愛い😍

[10661. 匿名]

>>10657
私も時間帯変えたり推しの絵文字無くしたりキャプション変えたり工夫したけど結果全然変わらないから気にせずどんどん投下しちゃえ☆

[10662. 匿名]

アタイの他にも誰か書いてたけど、プラスポチが反応しない(T ^ T)
アタイのこのプラスポチで字が大きくなるのに！赤くなるのに！！とかあるから悔しい

[10663. 匿名]

>>10657
アタイは書けたら🐐多そうでもなんでもすぐ落としたくなっちゃう
変態だからかなw

[10664. 匿名]

>>10655
片思いの甘やかな痛みよ…！！今まさに読んでる私が片想いしてるって心底思えて、と同時に宇髄の遠くて遠くてたまに近い様子がギルティ…

[10665. 匿名]

>>10642
普段豪快で自信満々なのにここぞって時に子犬みたいな一面出してくるの😇

[10666. 匿名]

>>7828
『推しとHey!Say!JUMP』

Come On A My House/Hey!Say!JUMP
｢カモナマイハウス～♡｣

[10667. 匿名]

>>10655
あああ、切ないな。片思いしながら何度も玉砕してるような、でもずっと彼を見ていたんだね🥲

[10668. 匿名]

>>10634
よこだけどデート商法と言えば壺ってことかなw

[10669. 匿名]

>>10656
さらよこ
気楽でいいよね、私も今回はそのスタンス！

[10670. 匿名]

>>10630 婚活⚠️解釈違い
横

こういうとこで村田さんや後藤さんが無双するんかな

[10671. 匿名]

⚠️🐐の話注意


このパートのだいぶ初期に投下したのにも
それから何日もたってその後すごい数の色んなコメントもここに重なってるだろうにいまだにちょびちょび増えてるんだよね
ものすごい遡ってるのかな？
なんか🐐の数だけ貯金とかしたらこのパート終わるまでにそれなりに貯まりそうw

[10672. 匿名]

>>10630
⚠️リアルあり

世知辛い話だけど、鬼殺隊の生い立ちを考えると同時に舅姑問題を考えると天涯孤独という点はなにげにポイント高いと思ってる

[10673. 匿名]

>>10547
セリフもお話の流れも自然でドキドキしました😍
見切り発車とは思えない！好きです🤝

[10674. 匿名]

あぁぁ疲れた〜〜〜！！！
こんな日は推しとデパ地下のご飯でも買って、ゆったりゴロゴロ過ごしたい💗💗

[10675. 匿名]

>>572文学
>>10464

「春の夜の夢」　第七話

熱海から帰ってからの数日は、疲れもあり自宅で過ごした。
その間、伊黒さんは1人で外出したり、自室で俳句を詠んだりしていた。

その日、朝から家の掃除をしていると、何やら焦げ臭い匂いがした。
匂いの元を辿ると、伊黒さんが庭で何かを燃やしている。
声をかけようと思ったけれど、顔を見て躊躇した。
炎を見つめる横顔は硬かった。
私に気づいた伊黒さんがふっと目尻を下げたのを機に、隣に移動し一緒に焚き火を見つめた。
「人がこの世に残しておけるものは、それほど多くはない」
炎を見つめながら伊黒さんは静かに言った。

─儚きこと春の夢のごとし─
ふと、そんな言葉が頭の隅をよぎった。
炎の向こうに見える桜には緑色のものが目立ち始めている。
伊黒さんは続けた。
「先日読んだ本に、興味深いことが書いてあった。桜が咲くと、人は悲しいことや辛いことをいっとき忘れて外に出て楽しむそうだ。そして短い幸福なときが過ぎたら、新たな力と満ち足りた思いを持って日常に戻っていく」
その時、強い風が花びらを散らし、花びらと灰が混ざり合いながら舞い上がった。
それを目で追い、顔をあげた伊黒さんがぽつりと呟いた。
「そろそろ、おわりだな」

武士道／新渡戸稲造　より一部引用

続く

[10676. 匿名]

>>10546
今、他の方のコメで気づいた！
えっ！何！？
ぶっ刺さるんですけど！前後のストーリーが秘密のベールに包まれているおかげで、なんかすっごい掻き立てられるものがある🫶

[10677. 匿名]

>>10642
最高ですわ
どこがいいのか全部言ってくれるんだ…🤤

[10678. 匿名]

🐐すごくて🌾少ないと、文章力うんぬんよりも何かがダメなんだろうなって反省してる。ネガティブでごめん

[10679. 匿名]

>>10655
切ないよー😭片思いの人に彼女が出来る度に辛くなったり別れたら別れたで彼女に感情移入しちゃってねぇ…ほんと辛い…
大人になった二人に変化が訪れるのかな…

[10680. 匿名]

>>10675
読んでます♡伊黒さんの文学的なセリフが素敵ですね…✨

[10681. 匿名]

>>10672　⚠️婚活

人柄を知る前に条件が一致するのも婚活では大事だろうからね🤔
色々考えてたら婚活アドバイザーのガル子と婚活でモテない推しの妄想も楽しそうに思えてきた！

[10682. 匿名]

>>10675
そろそろ、なのか…(T-T)毎回隅々まで美しくて浸っています

[10683. 匿名]

>>10674
お疲れ！良いなデパ地下！寄って帰ろうぜ☆

[10684. 匿名]

>>10678
アタイもアタイも！それでそこそこの数の妄想なかったことにしてるw
ネガっちゃうのはしょうがないよ、人間だものって自分で自分に言ってる🤝

[10685. 匿名]

>>10683
ぎゃ！どうしよ…推しは違うけど、こうも自信満々に言ってきてもらえたらトゥンクしちゃう🥺💗💗w

[10686. 匿名]

>>10642
💎先生の職場ラブをなんて素敵に書いてくださるんだ〜✨ありがたやありがたや…❤️

[10687. 匿名]

>>10672
横
昔は結婚が早かったし、リアルなら姑どころか大姑小姑まで同居していただろうね
割とガチで色々考えてしまった事あるよw

[10688. 匿名]

>>10647
横だけどアタイの場合はどんな🌾でも嬉しい！
むしろせっかく🌾してくれたのにアタイの元SSの内容のせい？(もしくはキャラチョイスのせい？)で、つけてもらったコメントに🐐ついてたらホント申し訳ないと思ってしまう💦コメント自体は本当にもらえるだけで有難いよ〜✨

[10689. 匿名]

>>10631
絶叫マシン苦手なのに付き合ってくれてなんて優しい☺️
膝枕も甘えさせてくれるガル子ちゃんも可愛い♡ホワホワしました✨

[10690. 匿名]

ひゃっほーっ！
任務終わってＧＷ後半戦に入っていくよ
休み前だから今日は飲んじゃう🍺

[10691. 匿名]

>>7782　この八重桜が散ってはなびらの絨毯になってました🌸

[10692. 匿名]

>>10635
両手でキツネの形を作って交互に前後させるような変な動きをしながら
「ねーねーてんてん指でキツネの形作って〜」
「ん、こう？」
片手でキツネの形を作ってくれた
「へーい！チュッ…なんつって」
「何？何の儀式？」
「儀式じゃないよ〜……（なんか急に恥ずかしくなってきた）」
「指同士でキスするだけで満足して恥ずかしくなってんの？かーわいー」
「う、うるさいなっ！」
肩に腕を回して引き寄せられて耳元で
「キスしたくなった」
と言われました😇

[10693. 匿名]

>>10685
まぁ…そんな気はしてたんだよな。
ここ(デパ地下)でバイバイだな、話せて楽しかったぜ
彼氏に宜しくなー👋

[10694. 匿名]

>>10655
遠くから彼を見るだけのガル子の気持ちが身に沁みます…✨

[10695. 匿名]

全集中展のキービジュアル💕
(女子キャラもいるのでモザイクしました)

[10696. 匿名]

>>482
お題

「推し（やキメダン）にお手紙を書いてみよう💌」
ラブレターでも感謝のお手紙でも伝言メモでもなんでも🆗
です
（過去パートでお題に出してくださったガル子さんがいらっしゃりとても面白かったのを記憶しているのでお題にさせてもらいました）
⚠️お手紙の内容が過度なリアル語りにならないように御配慮お願いします

[10697. 匿名]

>>10695
カッコイイ！冨岡さんの手のひらを初めて見たような気がする👀

[10698. 匿名]

>>10265⚠️大正軸🌫️己の趣味に全振り

『今宵、花嫁になる君へ』
第五話

「村長さん、これはどういうことでしょう」

「ガル乃ちゃん、頼む、この通りだ。モブ子の代わりに霞をうちから嫁に出そうとしたのだが、今朝になって山向こう様からの命が来て、花嫁はガル乃ちゃんに変更したいと言うのだよ」

「そんな…」

「ガル乃ちゃん、これにはいろいろと訳があるんだ。村のために必要なことなんだ。どうか今年の花嫁を引き受けてほしい」

無一郎くんから全てを聞いていた私は、説明も碌にせずに花嫁の変更を頼み込む村長に不信感を覚えた。しかし君に出来ることは黙っていることだけだと言われた私には、村長を追求することが出来ない

「霞さんは、このことを知ってらっしゃいますか？」
私は村長に尋ねた

「それは、もちろんだ」
村長がすかさず答える

無一郎くんはこのことを知っているのね
彼が知っていて、その上で村長がうちに頼みに来たと言うことは、無一郎くんが花嫁になるという作戦は変更になったんだわ
そうであればもう、これしか方法はないだろう

「村長さん、花嫁には私がなります。ガル乃に代わって私が、山向こうに嫁入りします」

「ガル子…！？」

「良いでしょう姉さん。私が行きたいの」

「おぉ、それで良い！とにかくうちから出す娘では駄目だと言うことなんだ。ガル子ちゃんが行ってくれるなら助かる。警護を…必ずつけるから…！」

私はたとう紙に包まれた白無垢を前にして平身低頭の彼に頷いた

(つづく)


(プラスやコメント本当にありがとうございます)

[10699. 匿名]

>>10698
ずっと追いかけて読んでます！先が気になるぅぅ！

[10700. 匿名]

>>10693
横

こらっ、何いい男ぶってんのよ寂しいくせに！
アタイが晩酌付き合ってやんよ！

[10701. 匿名]

>>10693
ヨコ
ハローグッバイなパイセンが好き

[10702. 匿名]

>>482
【ゆる画像お題】
🍺合コンに参加してるっぽい画像🍸


この焼き鳥の串は外すべきか否か...
（シャイなので聞けない小生）

[10703. 匿名]

明日から休みだー！お話の続き書くぞー！

[10704. 匿名]

>>10703
うおー読むのたのしみにしてる！

[10705. 匿名]

>>10635 狐の形

『？』って顔しながらも狐の形作ってくれたので、自分も作ってちゅーさせてみたら

「…それじゃあ物足りねえなぁ」
(狐の口を大きく開けてガル子の狐に噛み付く仕草)

[10706. 匿名]

>>10388
誰か助けてください🌊⑫

義勇さんの行きたいところってどこだ？○✕駅は私の職場の最寄り駅。義勇さんと歩けばいつもの道もキラキラして見える。そして歩くこと数分、辿り着いたのは────

「居酒屋…？」
「入るぞ」
待て待て待てぇぇぇい！！
行きたいところって居酒屋！？そんなに呑兵衛に見える！？でも意外と私飲めないよ！？
「ガル子は烏龍茶か？ジュースか？」
「あぁ～っと、オレンジジュースで」
私が飲めないのテレパシーで伝わった？
行き先が居酒屋で驚いたけど、義勇さんと個室で二人きり♡しかも生ビールを飲む義勇さんを見れる特典付き♡ひゃー！喉仏、喉仏♡

「義勇さんはよくここに来るんですか？実は私、何度かここに来たことがあるんですよ」
「入社した時の歓迎会もここだったな」
「そうなんです～って……え？なんで知ってるんですか？」
「隣の個室で同僚と飲んでいたからな」
「え……」
「覚えていないか？ここで会ったこと」
は？？？私、義勇さんと会ったことあるの？
歓迎会の時に隣の個室……………歓迎会の時に…………隣の個室！？！？
蘇るあの日の記憶─────

あの日、私は歓迎会ということで普段飲まない……いや、飲めないお酒を飲んでトイレの前で見事に潰れた。
「大丈夫ですか？聞こえてますか？」　
「はい…」
「よかった。立てるか？」
「……無理」
「ほら、肩につかまって」
「無理！！」
「…………仕方がない」
私はそのまま見知らぬ男性にお姫様抱っこをされて同僚たちのいる個室に戻った。私の記憶はここで途切れていて、覚えているのは男性の胸板の温もりだけ────
後に同僚から聞いた話では、その男性は隣の個室にいた学校の先生だったらしい。

「まさか……あの時の男性って義勇さん？」
「ガル子を同僚のもとへ届けた時にみんながガル子、ガル子と呼んでいたからその時に名前を知った」
ほぅ。だから私の名前を知っていたのか。なるほど、なるほど………恥ずかしっ！！！

誰か助けてください。運命がイタズラしてきました。ヤバいヤバいヤバい。穴があったら埋まりたい。

つづく🌊

[10707. 匿名]

>>10702
抜け出さないか？

[10708. 匿名]

>>10703
私も書くー！一緒に頑張ろー💪🏻！
(続きも書きたいし他に書きたい物も溜まってきた^^;何からやろう💦)

[10709. 匿名]

⚠️🙇コメントお礼
>>10536 >>10538
コメントありがとうございました。柱稽古前をイメージしていましたが…確かにややこしかったですね。
わかりにくくてすみません💦
プラスを押してくださった方々も、ありがとうございました🌸

[10710. 匿名]

>>10702
(合コンで自己アピール中)

俺マジックが得意なんだ。見ておくれよ！

[10711. 匿名]

>>10706
🌊わー！そういう事だったのねー！(興奮)

[10712. 匿名]

>>10707
喜んで…😇🤍🖤

[10713. 匿名]

>>10706
わ〜！そう言うことか！！ヤバいめっちゃキュンキュンしちゃう♡

そして生ビール飲む義勇さんの喉仏…こりゃ最高だわ…

[10714. 匿名]

>>10702
（初めから酔っている）

[10715. 匿名]

>>10702

「「「遅れてすみませ〜…………！？？」」」
真ん中の🐗に戸惑うガル子side

[10716. 匿名]

>>10702⚠️合コン

(人数合わせで半ば無理矢理連れて来られたが、来て良かった。ガル子さんという女性。これを一目惚れというのか)

ガル子がトイレに立って帰ってきたら、ちゃっかり隣の席にいて、スマホに打った「連絡先を交換しないか」の画面をテーブル下でスッと差し出してくる、の図。

時間的にここまで！ねっ！

[10717. 匿名]

>>10707
え！？伊黒さん？
ドッキンコ

[10718. 匿名]

>>10710
なんか凄いの出して来た🤣🤣

[10719. 匿名]

>>10707
はい！勿論おともしますっ✋💕

[10720. 匿名]

>>10716
義勇さんに一目惚れされちゃうの！？ヒャッホーい＼(^o^)／
ってかこの横顔かっこいい！こちらが一目惚れしちゃう！！

[10721. 匿名]

>>10704
ありがとう。今日落とせるか分からないけど目にとめて読んでくれたら嬉しい😊
>>10708
お仲間さん🤝✨一緒に頑張ろうねー！

[10722. 匿名]

>>10702
(店の雰囲気はいいけどメンツはイマイチね…)

[10723. 匿名]

>>10715
🐗取って更に驚きだろうね😂w

[10724. 匿名]

>>10702
芋焼酎1升瓶を5本頼む！！
なに、問題はない！岩柱もいるからな！ハッハハ！

[10725. 匿名]

>>10722
まさかのレディ側！www
勝てる気がしない

[10726. 匿名]

>>10700　>>10701
…お前ら優しいな。
サンキュー、よろしく頼むわ🍻
(ぶってるじゃなくマジでてイイ男じゃねって思ってもらえるように)

[10727. 匿名]

>>10702
取り分けますんで欲しい人言って下さい

[10728. 匿名]

>>10702
二次会行くだろ？

[10729. 匿名]

>>10702
⚠️
（王様ゲームって何だ…！？
しかも俺いきなり王様っぽいし…）

[10730. 匿名]

>>10707
ヒョーッ!!

[10731. 匿名]

>>10722
え〜超ハイスペだらけじゃん！
ムザ子は理想高杉なのよぉ〜
ムザ子とトイレで作戦会議したいw

[10732. 匿名]

>>10702
飲み物追加するけどガル子さんも何か飲むかァ？

[10733. 匿名]

>>10727
だし巻き卵焼きに見える！！
一つ貰います🥢

[10734. 匿名]

>>10688
ありがとうございます🥲あと半分切ってるし、考えながらも🌾していきます🌾🌾🌾

[10735. 匿名]

>>10696
（お題：推しにお手紙）

彼氏さんとの素敵なお話は
トップシークレットだけど
ピンクのハートに集う友に
のろけているといつの間にか
全部まろび出すのもご愛嬌
がまんできずに言いたくても
るーるを守る真面目な変態達
子供みたいにはしゃぐ時も
様子を伺うキリ番チャレンジ
になると小生を応援するよね
敬語で年下の彼からの妄想や
意表を付く展開にあっと驚き
とつぜんの別れに涙したり
感動して鳥肌が立つ時もある
謝意を述べるタイミングの事
を考えたり内容についても
こめんとしたら作者さんに
めい惑になるんじゃないかっ
て思っているのなら気にせず
手を止めないで投稿してね
紙と違ってどこにいても御礼
を伝える事ができるから…
贈る言葉や画像も大歓迎♡
りクエストもお待ちしてます
まだあと10日もあるから
すきの気持ちを沢山届けよう

[10736. 匿名]

>>10702
「うまい！！！！」
おなごよりごはんに食いついてしまった人

[10737. 匿名]

>>10702
⚠️解釈違い

(カラオケ🎤合コン)
｢NEWSの『恋のABO』歌うんだけど一緒に歌ってくれる人～？｣

[10738. 匿名]

>>10728
翌日が早朝から任務だとて行きますとも！

[10739. 匿名]

>>10732
ありがとう///
えっと、じゃあカルアミルク抹茶で💚
（本当は日本酒ロックでいきたい）

[10740. 匿名]

>>10729
⚠️
王様ゲーム知らない玄弥可愛い😂

[10741. 匿名]

>>10705
ﾋｨｨ🫣

[10742. 匿名]

>>10706
きゃー！この再開は偶然なのか？それとも…
続き気になるぅ💙

[10743. 匿名]

>>10706
喉仏♡いいですよね〜🤭
しかしお姫様抱っこなんて羨ましすぎ〜✨
義勇さんがガル子さんを知ってる理由がわかって嬉しいです！また楽しみにしていますね!

[10744. 匿名]

>>10726
(いやパイセンまじでいい男と思うよ！！
でも寂しい時はかっこつけんなよな！🍻)

[10745. 匿名]

>>10702合コン
🪷「猗窩座殿はどの子がいい？俺は真ん中♪」
❄️「……（右端）」
🏺「ヒョッ！う生3つ」

ヒィ爺は隣のテーブルで敬老会の集まりに参加中

[10746. 匿名]

>>10736
やだこの人のこともっと知りたくなっちゃった(´Д｀)💕

[10747. 匿名]

>>10714
おじさーん逃げて!!逃げてーーーー💦

[10748. 匿名]

>>10745
このメンツだと玉壺たんが気配り枠なのね😂

[10749. 匿名]

>>10745
えーっ爺もこっちにおいでよぉ😂

[10750. 匿名]

>>10745
👵「爺さんの分裂タイムが楽しみじゃのう♪」

[10751. 匿名]

>>10745

私は………ここにいる………
(お誕生日席)

[10752. 匿名]

>>10750
ヨコ
敬老会メンツの女性陣つよつよww

[10753. 匿名]

>>10675
切ないなぁ…

[10754. 匿名]

>>10698
ドキドキする！！続きが待ち遠しいです😳

[10755. 匿名]

>>10702
遅れてすみません
時透です
今日はよろしくお願いします

[10756. 匿名]

合コン中に失礼します(🍺•᎑•🍺)
>>10629
思春期🍉と眼鏡隠がる子
⚠️解釈違い

⑵
「あの…めがる子さん」
「！！？？？」
「あ、ごめん。心の中で呼んでる名前、つい言っちゃった」
「はぁ！？？」
「話変わるけど、隠の人の格好ってなんかいいっすよね」
？？急なあだ名に混乱してるのにきなり話題変えちゃうの？
「なんか…きっちりした格好して目元しか見えてないのが逆にやばいっていうか…口元隠すチラチラした布が逆に目立つっていうか…」
な…何を言っているの！？思春期拗らせ過ぎじゃない？
「その事、悲鳴嶼さんに話したら『お前は何を言っている、滝行が足りない、煩悩を流しされ』って叱られちゃいました」
ちょっと！岩柱様になんてこと言ってるの！？叱られて当然じゃない！
「あ、そういえば悲鳴嶼さんに柱稽古用の丸太準備しとけって言われてたんだ！森に引っこ抜きにいってきます！じゃ、またな！がる子さん！」

彼は一方的に話をして走り去ってしまった。
相変わらず走る時の姿勢がいい。
なびく髪が草原を走る馬のたてがみのようで爽やかだ。
いやいや、私は何冷静に彼の後ろ姿を見送っているのか。

それにしても…私を眼鏡として見ている？？いつも顔を合わせ目を見ながら話していると思っていたが彼は私の眼鏡に向けて話をしていたということなのか。
私に親しみを持ってくれる彼になんとなく惹かれていたのに…そんな…。
あの笑顔は私自身に向けられていたものじゃなかったなんて…。

ダメよ…私は鬼殺隊を影から支える隠。
特定の隊士に特別な感情を向けること自体が間違いなのだ。異性として見て貰えなくても眼鏡をかけた私が(眼鏡が)彼の話し相手になっていることはきっと良いことなのだ。
どんな形であれ隊士のことを支え助けることができることに喜びを感じなければならない。きっとそれが私の鬼殺隊での役割、使命なのだから。

つづく

[10757. 匿名]

>>10755

ざわっ…

[10758. 匿名]

>>10702
ロックオン

[10759. 匿名]

>>10695
うわぁカッコいい…😇教えてくれてありがとう

[10760. 匿名]

>>10627
あとからわざわざ🐐？
凄いね！
普通ならそんな手間暇かけないよ？
だからきっと単なる嫌がらせか
あなたに嫉妬してるだけだと思うよ？
興味なかったら何もしなくない？
次々とお話やコメントで進むから普通なら追うだけでいっぱいいっぱいだよ？

[10761. 匿名]

>>10755

えっ…(決まった…♡)

[10762. 匿名]

>>10668
ヒョヒョッ！
この🏺を買えば貴女にも素敵な彼氏が…💕的な商法？

[10763. 匿名]

>>10702
え？なんでガルコがここにいるの？

（お互い友人に頼まれて人数合わせでこっそり参加）

[10764. 匿名]

>>10683
え、パイセン優しい😍
ガル子頑張ったご褒美に🎂食べたい！
ホールで笑
パイセン甘党かな？
一緒に食べない？

[10765. 匿名]

>>10702
(トイレに行ったら席がわからなくなった)

[10766. 匿名]

>>10703
私も！
みんなにウケるキュンは書けないけど
書き出したお話は空気読まずにどんどん書いてくよー🖊
駄文で場所を埋めてしまうけど💦
もはや自己満足でいいやと思ってるから☺
好みじゃなければ皆さんスルーしてね！

[10767. 匿名]

>>10702
「肉は焼いて良いか？（好きなだけ食べて良いと言われて来た）」

[10768. 匿名]

>>10765
相当広いのね……

[10769. 匿名]

>>10707
うわー！！
ヤバイよヤバイよ！
…喜んで…😍💕
どこでもついていきまっす！！

[10770. 匿名]

>>10702

今回の合コンのメンツレベル高っ

[10771. 匿名]

>>10766
よこだけど私も書く！っていうか既にめっちゃ書いてる🤣
空気も流れも読まずにガンガン落としてる！
滑ろうが凪ろうが、こんな自萌えまみれの妄想落とせる場所がある事に感謝です✨

[10772. 匿名]

>>10702
⚠成人済み
おい、大丈夫か？勧められたからって無理して酒飲むことねーからな。(注がれた分こっそり代わりに飲んでくれたり、俺らこのあとノンアルにするからって言ってくれたりする)

[10773. 匿名]

産屋敷相席屋

隣もレベル高っ

[10774. 匿名]

>>10735
縦に読んでも横に読んでも良い手紙だなぁ〜

[10775. 匿名]

みんなすごいなぁ
アタイは今回自分史上いちばん凪ってるからこのまま打ち切ろうと思うよ
その分みんなのを読んで🌾していくね

[10776. 匿名]

>>10767
義勇さんが焼いた肉下さーい！！

[10777. 匿名]

>>10765
マジレスだけど飛ばされてもちゃんと帰ってこられた義勇さんてスゴイよね？

[10778. 匿名]

>>10767
肉焼きましょうか！？焼きますね！隣失礼しまーす♡

[10779. 匿名]

>>10775
私も、まとめもやめておくレヴェル(◜ᴗ◝ )

[10780. 匿名]

>>10775

連載なら私が待ってるやつかもしれないから頼む🙏読ませて😂

[10781. 匿名]

>>10593
⚠️🧈
⚠️流血表現あり
②
「痛かったら言ってください」
野郎どもが相手だと絶対に言わない台詞を吐きながら彼女の肌に針を刺した。
僅かに眉の辺りをぴくっと動かした彼女は、呼吸を忘れて地面の辺りを見つめている。
「我慢強いっすね」「……そう？」
声も漏らさずにじっと耐えている様子に、逆にこちらが耐えられずに声をかけると彼女が身体の力を抜いた。
そして表情をゆるめると、少し乱れた髪を整えた。さらっとした黒髪が、彼女の指の動きに従って、右へ左へと揺れている。
少し落ち着きを取り戻しつつあるのか、顔色が先程よりも良くなってきたな、と密かに安堵した。
「はぁ、油断したわ本当に。こんな怪我なんて久しぶり」
決まり悪そうな声で話し始めた彼女に相槌を打つ。無言でじっと自分の手元を見つめられているよりもそっちの方が気楽でやりやすい。
彼女も彼女で、話好きな一面があるらしく、この度の大捕物の顛末を話して聞かせてくれた。
「──でさ、ちょっと余所見してる時にこう、ガリッとやられちゃったのよね。でも、ここは私が！なんて大見得切っちゃってるから我慢するしかなくて。それから直ぐに応援が来てなかったらやばかったかも」
からっと笑い話にして語る話の内容は己の命を懸けた戦闘だというのにも関わらず、彼女の語り口は軽やかで、それが余計に痛々しさを煽っている。
ふっくらとした唇や水分量の多いように見える瞳を持つ彼女は、間違いなく美人の部類に入ると思う。それ故に鬼殺隊の男たちの間ではちょっとした有名人だ。
だが隊服に覆われていて普段は見えない素肌には、沢山の傷跡が刻まれていた。
それらが目に入り、彼女の生きてきた道の険しさを想像してしまう。野郎どもの傷跡など死ぬ程どうでもいいのだが、別嬪の秘めたる傷跡とくれば話は別だ。俺も男だからな。
「恥ずかしいな……あんまり綺麗じゃないでしょ？」
俺の不躾な視線に気が付いたらしい彼女が呟いた。
「いや、別に」と取り繕うが、先ほどまでの砕けた雰囲気は霧散してしまった。白けた空気が俺と彼女の間に流れる。
視線を泳がせて、なにか話題を探して口を開こうとしては閉じることを繰り返す彼女。きっと普段からこうやって人の気持ちを汲み取りながら過ごしているのだろう。

「──自分、後藤っていいます」
「へ？」
「いや、なんか得体の知れない奴に手当されるのも気色悪いかなって思って」
何やってんだと自分でも思う。けれど、命懸けで闘ってくれてる人間が、俺ごときに気を遣うのは申し訳ない。そう思ったから。
「歳は二十三で、出身は都内」
「好きな食べ物は？」
「……カステラ」
聡い彼女が質問をしてくれた。有難く質問に答えさせてもらった。
身長、趣味、犬派か猫派かとか、そんなどうでもいい質問に答えながら傷口をちくちくと縫っていく。
「恋人は？」
「っ……。いねぇ……」
屈辱的な質問に、唇を噛み締める。
ふっと密やかな笑い声が聞こえた。馬鹿にすんじゃねぇよ、小娘が。と一瞬だけ瞳を上げて彼女を睨んだ。
「ごめん……ちなみに私も居ないよ」と埋め合わせのつもりか彼女が言った。

縫合が終わり、化膿止めを塗った上に包帯を巻き手当が終わった。野郎どもの時とは違ってかなり丁寧にやったので、時間がかかったが出来はよかったと思う。
「ありがとう、助かった」
清潔な包帯が巻かれた患部を満足そうに確かめた彼女は、澄んだ瞳を細めて笑いかけてくれた。昇りつつある陽光に、肌が無防備に照らされている。
俺は自分の隊服の釦を外すとそれを脱ぎ、彼女の肩にかけてやる。
「……疲れてるから良く休んだ方がいいですよ、傷の治りも早くなる」
「あ、ありがとう」
あー、何やってんだ俺はよぉ。と明後日の方を見ながらこそばゆくなった首筋を掻く。
──その瞬間。
「馬っ鹿野郎！……なにやってんの」
彼女が動き、俺の顔を覆う布をずり下げたのだ。
「だって、隊服借りちゃったんだもの。返さなきゃいけないけど顔が分かんなかったら返しようがないでしょう？」

[10782. 匿名]

>>10675
えっ…まって、お願い…

[10783. 匿名]

>>10777
そりゃあもう義勇さんですから😉

[10784. 匿名]

今回同担さん不参加な方が多そうで寂しい
まとめてくれたら絶対同担にはコメする🔥

[10785. 匿名]

>>10781
②の続き。

ふっくらとした唇をツンと尖らせた彼女は勝気な瞳で俺を見上げてそう言った。
「後藤さん。私の名前は──」
彼女は名乗る。でもごめん、知ってんだわあんたの名前。だってあんた俺の好みドンピシャなんだ。
ぶっちゃけ言うと、今日で完全にあんたに落ちた、馬鹿野郎。

おわり(なんかいつか続き書きたい)

[10786. 匿名]

>>10766
うんうん！私も書けたら落としていくよートピも残り少ないし最後まで楽しみたい🥰

[10787. 匿名]

>>10777
確かに。私方向音痴だから絶対無理だわ
上参に投げ飛ばされて「猛烈に背中が痛い」だけで済んでるしね……

[10788. 匿名]

>>10778
>>10776
（皆肉好きだな……そろそろ鮭頼むか）

[10789. 匿名]

>>10770
もっとおしゃれしてくればよかったーー
このメンツを揃えてくれた幹事に感謝してもしきれないね

[10790. 匿名]

>>10702
ドキドキドキドキドキドキドキドキ

[10791. 匿名]

>>10784
良かったらメッセージボードに生存確認だけでもしてほちい🥹

[10792. 匿名]

>>10785
えー！今からめちゃくちゃ面白くなるとこなのに！
続きを何年でもお待ちしてます

[10793. 匿名]

>>10692
ご馳走様です😆💕

[10794. 匿名]

>>10727
はーい(･∀･)/
（気の利く男いいな～。キープッ）　

[10795. 匿名]

私なんてようやくエンジンかかって来たところだぜ！
書くよー！そして描く！

[10796. 匿名]

>>10770
うわぁ…🥺えらべねぇ

[10797. 匿名]

>>10790
かわいい♡たくさん話しかけちゃうぞ(｢・ω・)｢ｶﾞｵｰ

[10798. 匿名]

>>10772
優しさにキュン💞

[10799. 匿名]

合コンにお互いひそかに好きな人がきちゃって、水面下でモダつくの最高に好き❤️

[10800. 匿名]

>>10765
途方にくれている様に見えてきたww

[10801. 匿名]

>>10785
続きいつまでも待ちます🌸

[10802. 匿名]

>>10795
楽しみ😊

[10803. 匿名]

>>10737
ハイ🙋‍♀️ハイハイハーイ！喜んで🎤

[10804. 匿名]

あなたの🍊の続き読ませてくださいのお題作りたいくらい今回も続きをまってる話が山盛り

[10805. 匿名]

>>10772
やっさしーー！！！
好きにならずにいられない💖

[10806. 匿名]

>>10787
横
かっこよ可愛い🫶

[10807. 匿名]

>>10804
私も考えてた
他力本願で悪いがお題出していただきたい

[10808. 匿名]

>>10702
前に並んだ女子達と目線を合わせれない哀。

[10809. 匿名]

>>10756
読んでます
めがる子さんww
そして綺麗なフォームで走る🍉にキュン

[10810. 匿名]

>>10785
うわぁーっなんかすごくすごくドキドキしながら読みました。恋人的な描写は無いのに、距離感とか、後藤さんの男としての心の声とかなにすごくときめきました。もし良かったらいつか続編読ませてください！

[10811. 匿名]

>>10702

君のちょっといいところが見てみたい【意味深】

[10812. 匿名]

>>10767
いいよー！
えっとね、私はぎゆうたんが食べたいかなぁ♡

[10813. 匿名]

>>10812
よこ

うまい！うまい！🔥

[10814. 匿名]

>>482
【お題】

過去part、今回連載中で投下待ちのまだ🍊のお話に勝手にエールを送るお題です！

しれっと自薦もあり。
完結したお話の続きは対象外でございます
目についた書き手様がもしかしたら、書いてくれたらいいなの気持ちを込めて。

[10815. 匿名]

>>10808
（ムーミンのあの歌）
🎵ねぇ哀ちゃん💙こっち向〜いて
恥ずかしがら〜な〜いで〜

[10816. 匿名]

>>10814

君はペットパロ、ホストの🔥さんのお話
続き待ってます😊

[10817. 匿名]

どうせ🐐るならもう今回partのオススメとかどんどんお題でやろうかな　まとめない人も多そうだから読み逃しが沢山ありそう💦

[10818. 匿名]

>>10814
🍊お題

🔥を拾った話👽（ちなみに他嫁です）

[10819. 匿名]

>>10572
⚠己の趣味に全振り
⚠諸々解釈違い多々有り
⚠何でも許せる方向け

「おなじ星」🌫　第６話

あれから１週間が過ぎた
無一郎がいつ戻るのかは聞いていなかったけれど
いきなり一人になってしまうと
時間の感覚がわからなくなり
あの別れがひと月前にも半年前にも感じられた

がる羽は毎日朝から晩まで畑の作物の手入れをしていた
何かに集中していないと無一郎のことはおろか
思い出したくないことまでとりとめもなく考えてしまう──

一人にはようやく慣れた所だったのに…

その朝は久しぶりにきちんと起きて
採れたての大根を切り、ふろふき大根を作った
初めてうちでご飯を食べた時
無一郎が美味しいよと言ってくれたっけ…

コトコトと煮える鍋からのぼる湯気を見つめていると
突然玄関の扉がガラリと開いた

つづく

[10820. 匿名]

>>10698⚠️大正軸🌫️己の趣味に全振り

『今宵、花嫁になる君へ』
第六話

夜になるのを待って池まで急ぐと、すぐに彼の姿をみつけることが出来た

「無一郎くん！ここに来れば会えると思った…！」

「うん。昼間に僕が君の家に行くわけにはいかないからね。会えて良かった」

「姉さん宛てに白無垢が送られて来たの」

「うん。動きに気づかれたのかもしれないな。輿入れは夜、山向こうから迎えの者がやって来て、輿に乗って行くんだ。僕だけが花嫁に扮して潜入しようと思ってたんだけど」

「私が行くわ」

「村長からそう聞いたよ。でも白羽の矢が当たったのは姉さんだろ」

「姉さんには恋人が居るの。そんなことさせられない。それに姉さんはまだ事情を知らないの。私ちゃんと黙ってたわ。村長さんが花嫁を代われと言うだけで何も説明しないのはどうかと思ったけど」

彼はクスリと笑った

「分かった。花嫁役は君に頼むよ。僕は、介添に扮してついて行く」

「ありがとう。どうか村のために、よろしくお願いします」

私が手を出すと、彼は私の手を握った
傷や豆がたくさんついた大きな手。その姿からは不釣り合いなくらいに骨ばった手から、乾いた温かさが伝わってくる。私は自分から握手を求めたくせに、頬が熱くなってくるのを感じて、彼に顔を見られないよううつむいた

(つづく)

[10821. 匿名]

>>10817
んだべな何したってならたのしみたいべな

[10822. 匿名]

>>10817
オススメお題好き🙋‍♀️
みんなのオススメ読みたい
自薦も是非してほしい！！

[10823. 匿名]

なんか毎回来るタイミングが悪いのか今回のPart同担さんをほとんどお見かけしない💦忙しいのかな？

[10824. 匿名]

>>10764
おごり？うそうそ、ケーキな、了解。頑張ってたもんな。
せっかくならケーキ何種類か買ってホールケーキ型にするやつやらね？色んな種類食おうぜ。

⚠解釈違い
パイセン、甘い物好きだけどそんなに量は食べられないイメージ💭チーズケーキとか、今の時期ならマスカットのケーキとか食べてそう。ほんと個人的な解釈だけど。

[10825. 匿名]

>>10819
ずっと読んでますし続きもまってます

[10826. 匿名]

21時から翌朝5時までの注意事項です。改めて以下の注意事項と>>1を改めてお読みになってご参加ください！

＊時間に限らずの話ですが、投稿者様の彼氏像は尊重することを前提として、ご参加ください。
(自分の中の◯◯とは違う…等言い始めると、そのつもりはなくても荒れる原因となります。)

トピ内の住みわけは出来ていますが、ここは不特定多数の人がいつでも閲覧できる場所となっております。
過激な性表現をオープンな場所に載せることで「鬼滅の刃」という作品、ここ以外のファンの方々に迷惑をかけないよう、注意喚起をしております。

＊直接的、生々しい描写は避け、ソフトな表現にする
＊体位、体の部位等の名称は出さない
＊濃厚な表現をする場合は検索避けのため、名前を伏せる 等です。

＊人を選びそうなネタだと思ったら投稿者様の判断で⚠️をつけて頂ければ助かります。
それでも解釈違いだと思ったらレスではなくスルーを推奨します。

＊21時以降に出されたお題🐚が含まれる物を次の朝以降に目にして答える場合はその日の夜まで待って頂くことをお願いします。

＊生々しい描写の定義は個人差がありますので、不特定多数の人が閲覧する場という意識を忘れないようにしてください。

＊ルール内であればマイナス評価はしないようにお願いします。

＊トピの流れや勢いがありますが、投稿ボタンを押す前に、自分のコメントに誤解される表現がないか、今一度確認するようお願いします。

＊又、行き過ぎたコメントに指摘する場合は感情的・攻撃的にならないよう心掛けをお願いします。

＊個人の作品や推しを必要以上に詮索するのは控えて頂きますようお願いします。
みんなが気持ちよく妄想を投下できますようご協力お願いします。

＊荒らし、煽りはスルーで楽しみましょう！

[10827. 匿名]

>>10818
横
👽私も待ってます！
🔥嫁より

[10828. 匿名]

>>10823
私も多数派なはずなんだけど、、

[10829. 匿名]

⚠️
アタイは🐐いっぱい付いた時｢アドレナリンどっぱどぱだ！！｣って言葉に出してから、目をくわって見開いてるよ(イニシャル◯ネタ)
なんか元気出るんだよね😂
あとパワーッ💪！！もひとりで言ってるw

[10830. 匿名]

>>10820
おおお！むいくんと合流！普通の女の子なガル子がむいくんと共闘？するの熱い！てかドキドキするーーー！！続き楽しみにしてます💕

[10831. 匿名]

>>10814

頓珍漢ほのぼの悪寿郎　続きまっテル

[10832. 匿名]

>>10819
⚠己の趣味に全振り
⚠諸々解釈違い多々有り
⚠何でも許せる方向け

「おなじ星」🌫　第７話

里での戦いの後、蝶屋敷で療養し
今夜からの任務の許可が降りるなり
まだ開けぬ夜の中を無一郎は駆け出した
すべてを思い出した今
一刻も早くがる羽の元へと──

二人は失ったもう一人を
その隙間を埋め合うように
惹かれ合ったのだと今はわかる

朝方任務を終えると
彼女の家へ帰る
川辺を歩くともう朝ご飯の良い匂いが漂ってきて
俺はいつの間にか足を早めている
腹を空かせた胃袋もだが
彼女に早く逢いたくて逢いたくて──

無一郎はもう夜の中に一人でいても
孤独を感じることはなくなった

俺を待つ人がいる──
それだけでこうも変わるものなのかと自分でも可笑しくなる
だが守りたいと思える人ができてから
なお一層この任務に誇りを持てるようになっていった

記憶が戻った今
なおさら早くがる羽に逢いたくて無一郎は走った
たくさんのお礼を言わなくちゃいけない
そして…そして…がる羽に伝えたい気持ちが
今は確かなものとして
この胸にあると気付いたから──

つづく

[10833. 匿名]

ただいまガル子

え？　合コンなんて行かないけど？
行ったとしても女の子の人気を掻っ攫って男共のやっかみを受けるだけだし
女の子に連絡先聞かれて断るのも面倒だし
二人で抜け出さない？とか迫られるのも鬱陶しいし
それに──……

け、経験談じゃないよ？
僕はただ、一般論を言ったまでで……
(しどろもどろ)

[10834. 匿名]

ただいまァ‼︎

羽田空港の第3ターミナルに飾られている大絵馬は［世界中の人たちに現実を悲観しないで生きる喜びを実感してほしい］と言う願いが込められているんだぜェ♡

…やっぱりガル子には笑顔が似合うなァ♡

[10835. 匿名]

>>2312歌って欲しい歌🎵
>>4167俺にしておけ
(解釈によっては>>783闇)
>>9776
>>3202耳打ち
>>2918Kissで終わる話

　🦷歯科医義勇🥼

ただいま
今日は『歯科医師記念日』だ
歯科医になって帰ったぞ🥼
はい、アーンして下さい
いいですよ
定期的にチェックしに来て下さいね
主治医は俺で
よそに浮気したらダメですよ

🎤🎵違う違う、そうじゃ
そうじゃない
君を逃がせない　愛は渡せない

🎤🎵違う違う　嘘じゃない
唇ふさいで　何も言わせない

耳打ち
『君だけが欲しい』
Kiss

[10836. 匿名]

⚠️闇帰宅

がる子ちゃんただいま
合コンに行ってたんだね
お友達に人数合わせを頼まれたって知ってるよ
お友達思いの優しいがる子ちゃんが大好きだよ

[10837. 匿名]

>>482
【自薦も他薦も大歓迎】
お題

今回パートのオススメあげてください💐

私も後であげます

[10838. 匿名]

>>10836
⚠️
はわわわわ…(⁠>⁠0⁠<⁠；⁠)💛

[10839. 匿名]

>>10826
いつも(ꕤ ॑꒳ ॑🫶🏻)ありがとう💗

[10840. 匿名]

ガル子ただいま！
ん？お手紙？ガル子からお手紙をもらうのは初めてだな！
ありがとう！(頭なでなで)
今読んでも良いだろうか？

[10841. 匿名]

>>10832
⚠己の趣味に全振り
⚠諸々解釈違い多々有り
⚠何でも許せる方向け

「おなじ星」🌫　第８話

思い出した！すべて──！
俺が何者で今までどうやって生きてきたか
家族のことも兄さんのことも
そして──！

がる羽…君は…君はあの時の──！

玄関先ではいつものように朝ご飯の匂いが漂っていた
その匂いがたまらなく懐かしくて切なくて
ガラリ！と扉を開けると思わずその名を呼んだ
「…がる羽！」
「……え？」
驚いたがる羽を無一郎は有無を言わさず抱き締めた

「ごめんよ！ごめんよ！
俺…ずっと思い出せなくて…なのに…君は…！」
がる羽は優しくその頭を撫でた
「ああ…全部思い出したのね…良かった…」
そして無一郎の瞳を見つめると
「おかえりなさい」
と微笑んだ
がる羽の目には涙が浮かんでいた

無一郎は刀鍛冶の里での戦闘中に
今までのすべての記憶が戻った
家族のことも鬼に殺された兄のことも
そして記憶を失くしたまま鬼狩りとなり
毎夜毎夜ひたすら鬼を斬っていた
そんなある夜、両親と女の子が鬼に殺された家に行った
鬼はすぐさまその場で斬り捨てたが
背後に女の子が立っていたことに
彼女の悲鳴で気が付いた
女の子はこの家のもう一人の娘だったがたまたまその時家におらず
幸いにも助かったのだ
すぐさま隠が錯乱状態の彼女を保護して行ったが
無一郎は自分がもっと早く助けに来ていれば──と苦い後悔が残っていた

そうか…そうか…君は…
あの時の生き残った女の子だったんだね
君は俺のことを知っていた
知っていて何も言わず──

「…なぜ？」

[10842. 匿名]

>>10817
🐐は嫉妬だからスルーして楽しむのが一番というリア充思考でいく

[10843. 匿名]

今夜は21時から恵比寿で合コン🌹

🐚子です🐚子です🐚子です…

💃💖🕺🫧🎂🫧*:.｡❁🥂🍾🫧🧀🥂

シンデレラタイムをお知らせいたします

💃💖🕺🫧🎂🫧*:.｡❁🥂🍾🫧

[10844. 匿名]

>>10840
おかえりなさい！
今読まれるのは照れるから後で読んでください💌
（お返し頭なでなで）

[10845. 匿名]

ただいま！！明日からまたお休みを貰いました
ピクニックコラボも決まったみたいで楽しみです！
お弁当は……鮭が良いな♪

[10846. 匿名]

ただいま。
合コン？別にいいぞ、いつだ？
…わかった、空けとく。

ん？行って良いとは言ったが一人で行かせる訳ねぇだろ。ちゃーんと紹介してくれよ、彼氏いますって。

[10847. 匿名]

ガル子ただいま
今夜は随分キレイな格好だな
あ、同窓会？そっか たまには俺以外のヤツとも遊びてえよな
…帰りは絶対迎えに行くけど、彼氏なんだし別にいいよな？

[10848. 匿名]

>>10835
義勇さんおかえり！♡
歯科医の義勇さんもいいなぁ〜☺️口の中見られるの恥ずいけどw

[10849. 匿名]

>>10843
わーー素敵な場所！アガるね🎵

💃💖🕺🫧🎂🫧*:.｡❁🥂🍾🫧

[10850. 匿名]

>>10845
おかえり義勇くん！
お弁当好きなものたくさん入れるから、いっぱい食べてね🍱🫶

[10851. 匿名]

>>10833
むいくんお帰りなさい～
そっか………
いろいろと大変だもんね？
私は行った事なくてよくわからない………😓
んー……合コンの事って行った事ある人に聞いたのかな？

[10852. 匿名]

>>10833
おかえりむいくん
随分とモテてモテて大変だったんだねー
でも今はガルコのことを選んでくれたもんね
むいくんのこと信じてる🩷

[10853. 匿名]

>>10843
🐚子です🐚子です🐚子です…😂😂

恵比寿で合コン良いですわね💖
そんな日もお知らせをありがとう✨

[10854. 匿名]

>>10843
🐚子お姉様こんばんは🌹
今夜もありがとうございます🥀✨
グッドルッキングガイを求めて馳せ参じますわ✨✨

[10855. 匿名]

>>10837
🌊オススメさせてください

>>5479

桜蕊降る🌸*･
悲恋、語彙喪失。


>>1935
前のパートから好きで読んでました
こういうシチュエーションに弱いアタイです😍
前Part15の「姫と従者冨岡」〜後日譚〜

[10856. 匿名]

>>10833
むいくんおかえり〜
自慢の彼氏のむいくんがモテモテなところを見てみたい気もするし、見たくない気もするし
一番見たいのはやっぱり二人だけでいる時のむいくんの顔かな♡

[10857. 匿名]

ただいま

ｽﾝｯ


飲み会行った？
合コン…そうか
良いんだ、付き合いもあるだろうし、俺が好きだと再確認して戻ってきてくれたなら。


だよな？

[10858. 匿名]

>>10820
むいくんが護衛に扮して着いてきてくれるのか…たまらんすね
今後の展開が気になります✨✨

[10859. 匿名]

⚠️

儂が敬老会とはいえ合コン会場に居たと知ってまぁまぁ嫉妬したアタイ…でも乱入して制裁を加えると分裂してモテちゃうから我慢する🥹🥹

[10860. 匿名]

🐚
合コン抜け駆け小芭内

[10861. 匿名]

>>10785
わ！終わった⁈
なんかこの後藤さんかっこよくて、もっと見ていたかったよ〜🧈よかったらいつか続きお待ちしてます！

[10862. 匿名]

ただいま、ガル子
ようやく明日から連休だな
君も任務お疲れ様

今夜は昨日の続きをしようか
（ガル子を今夜もナデナデ♡）　
4日も休みがあるんだ
明日も一日、君とこうしてくっついて過ごしたいものだな

[10863. 匿名]

>>10833
むいくんおかえり！
なんかむいくんがしどろもどろになってるの新鮮かも！

[10864. 匿名]

>>10663
よこ
私も書けたらすぐ落としたくなる！
んでもっと練ればよかったと後悔😅
この繰り返し。落としたい！という衝動に敵わんのよね。

[10865. 匿名]

>>10663
わかる！とにかく落として読んでほちい

[10866. 匿名]

>>10355
⚠️解釈違い⚠️なんでも許せる素晴らしい方⚠️見切り列車

頓珍漢ほのぼの悪寿郎⑤

──回復の呼吸が足の痺れにも効くなんて、私は知らなかった。

空き部屋に忍び込み、押入れに身を潜める。

「おかみさんがああなったらしばらくは許して貰えんな(小声)」
「見つかれば朝までお説教ですかね(小声)」
「気配が去ったらこっそり部屋に戻るか(小声)」

私と藤の家で会う度に挨拶のように抱き付いてくる煉獄さんだけど、それ以外に話しかけてくることはあっても触れてくることは意外と少ない。狭い押入れで身体が密着していることに緊張してしまう。隊服ではなく薄い浴衣だ。しっかりと煉獄さんの体温が伝わってくる。

「っくしゅん…すみません(小声)」
「大丈夫だ。おかみさんには聞こえてないようだ。寒いか？(小声)」
「少し…(小声)」
「よし、このまま君と二人きりも良いが、最短の時間で部屋に戻れるようお面を作ろう(小声)」
「お面？(小声)」
「お面が完成したと音柱の宇髄がよく言ってる(小声)」
「…譜面ですね(小声)」
「よもやお面じゃなかったとは。とりあえずしばらくはこれで我慢してくれ(小声)」
「！？」
「こら、静かに(小声)」
急に抱き寄せられ、びっくりして叫びそうになる私の口をまた煉獄さんが手でふさぐ。
「これでもう寒くないだろう(耳元で小声なのに吐息ががっつりかかる)」
「ひゃい…(超小声)」

[10867. 匿名]

>>10860
慎重そうで意外とスピーディーとか😇

[10868. 匿名]

>>10865
よこ

ﾜﾀｼｱﾅﾀｽｷ

[10869. 匿名]

愛してるって最近 言わなくなったのは
本当に貴方を 愛し始めたから

[10870. 匿名]

>>10657
🐐はほんといつでも付くよね！
もう全然気にしてないや

ただ、悪目立ちしたくないから投稿多そうな時間に紛れて落とそうとタイミングはかっちゃうw
なのに投下した途端に投稿止まったりするあるある😂

[10871. 匿名]

>>10847
おかえり！
迎えに来てくれるなんて優しい♡
この人が私の彼でーす！って見せびらかしたい！！

(この見返り玄弥かっこいい💜‪)

[10872. 匿名]

>>521
最強隊士ヤバイ！
喋るし動くよ🎮
羽子板したりして可愛い♡
絵もメッチャ綺麗でみんなカッコイイ！
供給過剰_:(´ཀ`」 ∠):

[10873. 匿名]

>>10846
おかえりなさい😊
彼氏同伴で合コンもいいかもしれませんね（？）

[10874. 匿名]

>>10866
小声攻撃やめて😂😂😂
必要であればクソデカじゃないんだね
でも小声の吐息も無駄なく武器になっていると言うw

[10875. 匿名]

>>10868
ｱﾀｲﾓｽﾁ(⸝⸝´꒳`⸝⸝)

[10876. 匿名]

>>4115夢だけど夢じゃなかった
>>10675

「春の夜の夢」　第八話

⚠️死に関する表現があります
⚠️解釈違い

桜が散り切ったころ、伊黒さんは消えてしまった。
死期を悟った猫のようにそっと姿を消し、当たり前のように伊黒さんのいない日常が戻ってきた。
別れの予感がしていなかったわけではない。
むしろこんな風にひと時の夢だったと思えるようなお別れで良かったかもしれない。
2度も大切な人を見送ることは、きっと私には耐えられない。

伊黒さんの家を出ようと決め、久しぶりに伺ったお館様のお屋敷では藤が見頃を迎えていた。
私の顔を見るなりお館様は口を開いた。
「小芭内が来たんだね」
驚いている私に、お館さまは静かに微笑んでいる。
「がる子に渡すものがあるんだ」
そう言って、小さな箱と封書を奥から持ってきた。
それらを手元に置いたまま、お館様は話し始めた。
「産屋敷家には鬼殺隊の歴史が刻まれた書がある。後世のために隊士の一人一人が残した記録を元に編纂されているんだ。天保4年にこんな記録がある。『それはかように摩訶不思議な血鬼術であった。当てられたものはこんこんと眠り続け、起きた時には見たこともない世界の話をする。そのものの話では世の中には侍はいなくなり、徳川幕府も大政奉還したと…』記録はまだ続くのだけど、これはね、時空を超えたという話ではないかと思うんだ。おそらく小芭内にも同じことが起こったのだろう。小芭内は無限城以前の戦闘で一週間ほど意識が戻らないことがあったね。その怪我から回復した後に、鬼殺隊報告を持ってきた。そこに戦闘の記録とともに小芭内が見た不思議な夢のことも書いてあった」
お館様は小箱に目を落として続けた。
「もちろん血鬼術の影響で見た夢だから、都合の良い夢を見せる夢魔ということもあるが、信じるに足る何かがあったのだろう」
どれも初耳だったけれど、産屋敷家の特有の勘で、お館様には半ば確信があったのかもしれない。
無限城戦の後、お館様が私に落ち着くまであの家にいてもいいとおっしゃったときには、ただの端女にずいぶんと寛大な、と驚いたが、私のためではなくて伊黒さんのためだったと思えば合点がいく。
でも……
「伊黒さんは目覚めた後、そんなこと一言も……」
お館様のお話が本当なら、過去から未来に飛んだ伊黒さんは行く末を知っていたことになる。
お館様は諭すように言った。
「がる子も覚えていると思うけれど、目覚めてからの小芭内は鬼気迫るものがあった。小芭内が今生に未練を残していたら、鬼舞辻には勝てなかっただろうね」
不意に、焚き火をしていた伊黒さんの厳しい顔を思い出した。
あの後、私書の類いは全て空になっていた。
全てが少しずつ繋がっていき、涙が溢れ出した。
「小芭内は優しい子だったね」
涙と嗚咽でぐしゃぐしゃになりながら声を絞り出した。
「……はい。優しくて強くて誰よりも誇り高い人でした」
「がる子が知りたいことは、きっとその手紙に書いてあるよ」
私は手紙と小箱を受け取って産屋敷家を後にした。

続く

[10877. 匿名]

>>10857
おかえりなさい！
お付き合いで行ってみたけど、やっぱり炭治郎が一番だよ🥰

[10878. 匿名]

>>10862
おかえりなさい☺️
わーい　今日もなでなでしてくれるんですか🤍
連休中はずっと一緒にいられますね、嬉しい🖤

[10879. 匿名]

>>10724
一升瓶…？マグ南無サイズで頼む…

(む、すでに泥酔しているな！)

[10880. 匿名]

>>10872
実弥のこの片足重心の立ち方と下からガンつける感じ解釈ド一致でつらい
かっこよすぎんか
義勇さんの隊服と羽織のたっぷり感も好き

[10881. 匿名]

>>10879
ひめじまさん酒飲んだら泣くのほんと笑うwww(違)

[10882. 匿名]

>>10820⚠️大正軸🌫️己の趣味に全振り

『今宵、花嫁になる君へ』
第七話

彼は私から手を離すと、噛んで含めるように説明を始めた

「白無垢が届いた娘は10日間、白飯ばかりを食べて禊をする。でも今回は急な変更だし、予定通り二日後には迎えが来ることになっている。迎えは輿を担ぐ男衆が４人と老婆が一人。このうち鬼は老婆だけで、男衆は操られた人間だから僕たちに害を及ぼすことはない。当初の予定では、花嫁に扮した僕が老婆を倒して一人で輿に乗り込む算段だったけど、花嫁が君だから僕は老婆に扮して同行することとする。輿は狭いと思うけど少し我慢して」

「はい」

「あっちの村に着いたらすぐに山向こうの主の元に送られるはずだ。君が姿を見せれば主の鬼が現れる。君の役目はそこでおしまいだ。君を安全な場所に移動させるから、あとは僕にまかせて。現地には隊士や隠しも潜んでいるからいざとなっても大丈夫。僕に何かあっても出て来たりしないで」

「…はい」

鬼は見たことが無いけれど、彼の表情からは討伐は決して容易いことではないことが伝わってくる
鬼はどんな姿なんだろうか？
もし無一郎くんが見破られたりしたらどうなるんだろう？
本当に、いきなり食べられたりしないのかな

どうしよう、体が震えてきてしまう

「怖い？」

「いいえ、大丈夫です」
私は首を振った
大丈夫。何も知らない姉さんが行くよりよほど良い。もし姉さんに何かあったらモブ郎さんがどんなに悲しむか

「ごめん、怖いに決まってるよね。こんなことに君を巻き込むことになってごめんね」

彼は申し訳なさそうに謝った。今しがたまでの、理路整然と作戦を指示する彼は大人以上に頼もしいのに、こんなふうに優しい言葉をくれる時はやはり同世代の少年のようだった

(つづく)

[10883. 匿名]

ちょっと濃いめな🐚を供養したくて2024

[10884. 匿名]

>>10846
おかえりなさい天元様(〃ω〃)
天元様連れてったらコイツら何しに来たって思われちゃう😂でもそういうところ好きです❤️

[10885. 匿名]

>>10883
お供するぜよ🐚

[10886. 匿名]

>>10372
⚠️解釈違い⚠️高専ロボコン
⚠️色々許せる方のみ読んでください
⚠️キメツ高専のガル子と伊黒さん
⚠️自分を追い込むために見切り発車！ その3

リトライ＝スタート位置に戻ったマシンにあれこれアプローチするも原因はつかめないらしくただ時間だけが過ぎ去っていく。
「〇〇高専はまた一つ石をゴールに運びましたね」
相手チームの状況が否応なしに場内アナウンスの声で知らされる。
そして。
場内に試合終了の合図が鳴り響いた。


フロアにいた3人がマシンを台車に乗せ戻ってくるのを先に控室に戻っていたガル子達が迎える。
結局キメツ高専のマシンはスタート位置から動くことなくこの地区大会のトーナメント戦を敗退してしまった。
「すまない…俺がちゃんとチェックしておけばよかったんだ」
沈黙の中チームリーダーのモブ木が声をだす。
ロボコンのマシンは他県で行われる地区大会のために一度バラして搬入し、会場で再組み立てを行う。
その再組み立てでどこか間違ったのか──
「でもチェックは何度も行ったし、テスト動作も大丈夫だったのに…」
ガル子がそう口にする、他のメンバーもその言葉に頷いている。
途中まではよかった、なぜ動かなくなった？その疑問がどうしても頭を支配する。
学生とはいえ技術者、試合が終わればすべて終わりとはいかないのだ。
台車から降ろされたマシンを再起動することを誰も止めなかった。
「やっぱり足回りは問題なく動くな」
操作担当だったワキ山がマシンをゆっくり操作しながら言う。
「問題はこの後か…」
「アームが伸び切って…次の動作に…」
「えっ？！」
メンバー全員がそう言っていた、なぜなら本番では動かなかったマシンが一瞬ではあるがアームを伸ばした次の“石”を掴む動作に移行したのだ。
「今度はここで止まった」
「これって接触不良か？」
「接触不良というか電線が内部で切れてないか？」
「…それって…私の容量計算ミスってこと…」
ガル子が青ざめながらその言葉を口にしていた。

つづく

しゃべってないだけで伊黒さんはちゃんといます💦
コメントありがとうございます、こんな細切れなもので申し訳ないです。

[10887. 匿名]

>>10879
横
ひめさんなぜか酒強なイメージがついてもうた

[10888. 匿名]

>>10728
ギャッ！？これが「全員私のことが好き」ってやつか…！！

[10889. 匿名]

>>10885
共に🤝

[10890. 匿名]

>>10889
いざ🤝🤝

[10891. 匿名]

>>10543
🐢

好き

[10892. 匿名]

>>572文学
⚠️超解釈違い⚠️
⚠️悲恋

>>10876
「春の夜の夢」　最終話

お館様から受け取った便箋には見覚えがあった。あの日、伊東屋で一緒に買ったものだった。

息を整え、封を切った。
『君がこの手紙を読んでいるということは、お館様から血鬼術のことを聞いたのだろう。
きちんとした説明をせずにすまなかった。
過去に同様の事象があった記録を発見したものの、確証の持てないことで、いたずらに君を動揺させたくなかったのだとわかってほしい。
俺が君のところに現れた理由を考えてみたが、おそらく俺の想いに導かれたのだろう。
あの名もなき鬼と対峙して死を覚悟した時のただ一つの後悔は君のことだったのだから。
君と過ごした時間、とりわけ鬼がいない世界の一週間は少しだけ普通の人間になれた気がした。
真似事でも充分に心が満たされたんだ。
憎悪と不信感しかなかった俺に、君は人を愛することの尊さを教えてくれた。感謝してもしきれない。
これから柱稽古が始まる。
君との時間が現実だったとするならば、もう残された時間は少ないのだろう。
俺の命に大した価値はないと思っていたが、君を守ることが出来るのなら、俺が生きている意味はあるのかもしれない。
君には幸せになって欲しい。
またいつか、鬼のいない世界で再び出会うことを願っている

伊黒小芭内』

涙を拭い、小箱を開けると「月見草」と書かれた香水が出てきた。蓋を開けるとふわりと香り、あの日の情景と伊黒さんの笑顔を呼び起こした。

『風かよふ　寝覚めの袖の　花の香に　かをる枕の　春の夜の夢』
藤原俊成女

inspired by 「桜」Janne Da Arc

おしまい

[10893. 匿名]

>>10755
一瞬で目の色変える女性陣が浮かぶわw

[10894. 匿名]

>>10397《ア･ポステリオリ》5
⚠️趣味全振り･何でも許せる方向け(※🏨の話してます)

「…え？」
「ほら、降りろ。腹減ったから、飯食うぞ」

ゆったりとした歩調で暖簾をくぐった彼がカウンター席に腰掛けたから、なぜ急にラーメン？そういえば名前も知らないのに…と不思議に思いながら、大人しくついて行って隣に座る。
塩ラーメンの半炒飯セットを注文して“宇髄天元”と名乗った彼は、同じ大学の四年生らしい。
私も味噌ラーメンの餃子セットを注文して、簡単に自己紹介をした。そして、二人で適当な世間話をしながら麺を啜った。

「ところで…」

食べ終えてお冷を飲む私に視線を向けた彼が、テーブル備え付けのすりおろしニンニクを指差している。

「お前、さっきラーメンにニンニク大量に入れてなかった？」
「……入れましたけど」
「ニンニク餃子も食ったろ？」
「はい…食べました。え、ダメ…？」

質問の意図がわからない。

「それさぁ、もし俺とこのままいい雰囲気になってホテルに行くことになったりしたらどーすんの？」
「あ…その可能性は全く考えてなかった…」
「だよなぁ。考えてたら食わねぇわな」

…何？どういうこと？

「よし！今から暇？天気いいから海行こうぜ」
「え、ホテルは？」
「行かねぇよ！！！」

笑いながら伝票を持って立ち上がった彼がレジへ向かうのを、慌てて追いかける。
流されるまま、再びバイクの後ろに跨った。途中立ち寄ったコンビニでやっと彼は煙草を手に入れることができて、私にもアイスを買ってくれた。

しばらく走らせると海岸沿いに出て、頬を掠める空気に、潮の香りと湿り気が混ざり出す。

「海、好きなんですか？」
「好きってわけじゃねぇけど、まぁたまに来る」
「泳いだりは？」
「たまに誘われてサーフィンするくらいだな」

風とエンジンの音にかき消されないで、なおかつ彼にうるせぇと言われないぐらいの声量で喋るのも慣れてきた。
道の駅の駐車場にバイクを停めて、歩いて海の方へ向かう。二人並んで堤防に腰掛けた。

彼が一旦立ち上がって私からずいぶん離れたところに座り直したことを不思議に思って見ていると、「あ、悪ぃ。煙いかもしんねぇから」と煙草の箱を掲げる。「あ、なるほど」と、私は私で買ってもらったアイスの封を切った。

つづく

[10895. 匿名]

>>10859
ヒィイ…ガル子さんや怒らんでくれぇ
記念品でもらった長寿手拭いじゃあ　ヒィ

[10896. 匿名]

>>10756
手足長くてたてがみが靡いてフォーム綺麗でサラブレッド感ある💕
玄弥が眼鏡フェチなのなんかいい！

[10897. 匿名]

>>10894《ア･ポステリオリ》6
⚠️趣味全振り･何でも許せる方向け

暑くもなく、寒くもない。外で何かするにはちょうどいい気候。波が寄せては返す様子をぼうっと眺めながら、黙々とアイスを口に運ぶ。

煙草を吸い終えたらしい彼が、隣に腰を下ろした。

「なあ、彼氏いんの？」
「…いません。この前別れたから」
「ふーん。フラれた？」
「…何でわかったんですか？」
「なんとなくー。敢えて言うなら、フッた方の空気じゃねぇから」

当たりだ。二年半付き合った彼氏に、フラれた。
進学のために上京する私に「縛りたくない」とか「新しい世界に飛び立つ邪魔をしたくない」とか、もっともらしく私のためだと言って別れを切り出してきた。何を言っても引かない相手にもうなす術もなく受け入れることしかできなくて、むしろ「そんなに私のことを考えてくれているなんて…」とか思って泣けたけど……まぁ、私が馬鹿だった。

「でも、私がいなくなってすぐ他の人と仲良くしてるみたいなんですけどね…」
「へー…」

その“他の人”ってのは私の友達で、元彼のことも色々相談してたのに。
泣きながら別れ話をしてきた元彼も、吐いてしまいそうなくらい泣きながら受け入れた私も、それを「これも人生の通過点だよ」なんて私の背中を撫でながら言った友達も…

​────みんな馬鹿みたい。

「結局、私のためとか言いつつ自分のためだったんだと思うと、すーっと冷めちゃって。涙涙の別れ話も何の茶番だったんだって腹が立ってきて…」

手持ち無沙汰に弄ぶ、空っぽになったアイスの袋がくしゃりと音を立てる。

「どうせいつか別れることになるんだったら、もう誰とも付き合ったりとかしたくない…。あんなのもう絶対に嫌…」

思い出すと泣けてきて、慌てて話題を変えた。

「あ…宇髄さん…？は、彼女いるんですか？」
「いねぇよ。俺もフラれたから」

フラれた、とさらっと言ったけど。
その言葉を口にした後の宇髄さんの表情はとても苦しそうに見えて、きっとまだ胸の内に残る何かがあるんだろうと思うと私まで気持ちが落ち込んでしまった。
そう言えば、昨夜眠り込んでしまった彼を取り囲んでいた人たちが「引きずってる」と言っていたのは、別れた彼女のことなんだろうか…

「ちょっとさ、俺から提案あんだけどいい？」
「……？何ですか？」
「俺ら、“友達”になんねぇ？」
「トモダチ？」

つづく

[10898. 匿名]

>>10895
wwwwww🤣
うちの婆ちゃんも持ってた！

[10899. 匿名]

>>10845
義勇くんおかえりー！！
オッケー！もちろん鮭だと思ったから準備してるよ！
ピクニック楽しみだね♡

[10900. 匿名]

>>10899
切り身が泳いでるぅぅ

[10901. 匿名]

>>10872
大縄跳びしたり雪合戦したりするやつだよね？新規ボイスも沢山あるって聞くし…あ〜このGW中に買いに行きたい！

[10902. 匿名]

>>10770
これもう片方の合コングループもあったよね…
あーもう最高だなーーーー！！

[10903. 匿名]

>>10841
すみません！切れました💦

⚠己の趣味に全振り
⚠諸々解釈違い多々有り
⚠何でも許せる方向け
⚠🐚表現有り

「おなじ星」🌫　第９話

「…なぜ？」
「治療中の屋敷で隠の人に聞いていたのよ
貴方のことは…
何だか境遇が私と…似てるなあって
勝手に親近感を持っていたわ
あの夜双子座を見上げていた貴方を見て思わず声をかけてしまったの
双子の片方を亡くした孤独が
痛いほど私にはわかったから──」

ああ…そうだったのか
ずっと…記憶がなく君のことも忘れていることを知りながら
それでも笑顔でずっと俺に優しくしてくれていたなんて──

「もう…帰ってきてくれないのかと思った…」
胸元ががる羽の吐息と涙で熱い
「まさか…！
でも…遅くなってごめん…
ずっと…思い出せなくてごめん…
俺のこと…許してくれる？」
がる羽の耳元でひたすら詫びて
無一郎はがる羽の頬を手のひらに包むと
たまらなくなり優しく唇を重ねた

「こんなの…ずるい…」
唇を離すとがる羽は頬を染めながらむくれた
「許すなんてまだ言ってないのに…」
そんなことを言いながらあふれる涙を指で拭っている
そんながる羽が可愛くて思わず無一郎は吹き出した

「…大好きだよ、がる羽」
「……私も…」
再び重ねられた唇は優しく甘く
二人の隙間を埋めるように溶けていった

つづく

[10904. 匿名]

>>10655
切ないなぁ…
一途なガル子ちゃんをぎゅっと抱きしめてあげたい…

[10905. 匿名]

>>10773
そうそう
このグループもー！！

[10906. 匿名]

>>10735
凄い…感動したよ｡+.ﾟ.(٭°̧̧̧ω°̧̧̧٭)ﾟ+.ﾟ｡

[10907. 匿名]

>>10895
これは…激励タオル　儂ver.....！？🥹
額に入れて飾る！！

[10908. 匿名]

>>10892
伊黒さんはいったいどれだけの想いを抱えてガル子さんと過ごしていたんだろう。でもきっと伊黒さんはそう言う方ですね。最後の歌が切なくて…でも二人は確かに満たされた時間を過ごしたのですね。私は他推しではありますが、このお話本当に読めて良かったです

[10909. 匿名]

>>10899
よこ
切り身が釣れてる🤣w
このまま調理できてめちゃくちゃ便利だなw

[10910. 匿名]

>>10735
この縦読みの凄いところはプラスで字が大きくなっても崩れないという所もだと思う
何という練り上げられた手紙なんだ…

[10911. 匿名]

>>10773
はじめまして～
ガル子です！
趣味は小説を書くことです♡

[10912. 匿名]

>>10758
それにしか見えなくなってきたwww

[10913. 匿名]

>>10892
なんと書いてよいのか、言葉が出てきませんが泣いています。
優しい夢のような残酷な夢のような伊黒さんが伊黒さんらしくて苦しいです。
素敵なお話ありがとうございます。

[10914. 匿名]

>>10547
最後まで書いてくれてありがとう！読めて嬉しい♡
拗れてからの、素直に気持ちを伝え合う二人にキュンとした〜🫰♡

[10915. 匿名]

>>10857
お帰りなさい炭治郎

合コン？のみ会？
あ！そうだよ！誘われて行ってきたんだ合コン！
楽しかったあ！ドキドキしちゃったんだよ
みんなで視線を巡らせ、目標に向かって全集中！
ほんとに青春だった感動したんだ
今年は合コンのみの会だけだったんだけど来年は演奏もやるんだって
来年一緒に行こうね炭治郎！合唱コンサート！
そして私は炭治郎の歌の良さが分かるから大好きだよ

[10916. 匿名]

>>10811
スタッフーーー！！樽持ってきてーーーーー！！
(OS-1とラムネとサプリメントを飲みながら)

[10917. 匿名]

>>10855さん！
「姫と従者冨岡」をオススメして下さるとは…よもやよもやです！
え？私の？と二度見しました
後日譚も気に入って頂けて嬉しいです☺
本当にありがとうございます！

[10918. 匿名]

>>10882
あー！やっと読みにこれたと思ったら急展開に💦
ドキドキしながら続きも見守ってます✨書いてくださってありがとう♡

[10919. 匿名]

>>10899よこ
なんか…カバンに空のスーパーのパックが見えたんだけど…黙ってた方がいいやつよね？新鮮なものを食べさせたい一心だもんね？w

[10920. 匿名]

>>10862
お帰りなさい伊黒さん
今日もなでなでしてくれるのですか？
とっても嬉しい
連休はずっと一緒にいましょうね✨

[10921. 匿名]

>>10862
おかえりなさい伊黒さわ
今夜もナデナデしてもらえて嬉しいです
わーい！
明日はずっとくっついていましょうね！

[10922. 匿名]

>>10834
さねみんおかえり！！
素敵な絵馬を見せてくれてありがとう😊
私もさねみんの笑顔、大好きだよ♡

[10923. 匿名]

>>10872
推しの新規絵山盛りい！！
ゲーム類へったくそだけどやっぱり欲しい
｡°(°´ᯅ`°)°｡

[10924. 匿名]

>>10890横から
🤝🤝🤝

[10925. 匿名]

合コンかーらーのー...朝チュン希望ーっ🐚

[10926. 匿名]

>>10880
さねみんかなりヤンチャですw
チン◯ラかと思うくらいガラ悪いけどそこに萌える

[10927. 匿名]

>>10899
どゆことwww
最近の子は海の絵を描くときに切り身を描いてしまうみたいなやつ？🤣

[10928. 匿名]

>>10926
よこ
すっげえ好きなんだが(๑♡∀♡๑)

[10929. 匿名]

>>10866
お面で吹いたꉂ🤣𐤔お腹痛いwww
面白過ぎるよ！最高！！

[10930. 匿名]

>>10845
義勇君お帰りなさい！
鮭のお弁当がいいのね🍱
じゃあ、パンダおむすびの中に入れるね🍙
たくさん食べてね♪

🐼皆様もパンダちゃんおむすびいかがですか？🍙

[10931. 匿名]

>>10892
他嫁ですが、ずっと読んでました📖ごめんなさい。語彙がなくてうまく言えないのですが、素晴らしいお話を読ませていただきありがとうございました。最後のお手紙と香水のプレゼントで胸がいっぱいになりました…。

[10932. 匿名]

ピクニックのイラスト　みんな春らしくて可愛い♡（※画像は加工済みです　検索される際はご注意を）

[10933. 匿名]

>>10926
横
えー(≧∇≦*)やんちゃで○ンピラな実弥見たいィィーー！！

[10934. 匿名]

>>10919
お・も・い・や・り

[10935. 匿名]

>>10897
お互いに古傷を抱えたまま友達から始まる…いい！

[10936. 匿名]

>>10934
御意！

[10937. 匿名]

>>1947
気づかなくて、オススメから来ました☺️🌊読めてよかったぁ🫶
前パートのも読めてないので、読んできます♡大好きな設定でキュンキュンします！

[10938. 匿名]

>>10903
やっと追いつきました。甘くて切ない…でもこの瞬間を迎えられて良かったよ🥹

[10939. 匿名]

>>10892
ジャンヌの「桜」が大好きなので、最後にこの曲をモチーフにしていると分かって何とも言えない高揚感を覚えました。
繰り返し読みたいお話です。
読ませていただき本当にありがとうございました。

[10940. 匿名]

>>10892
がる子さんとの2回目のお別れが、考えて考え抜いて選んでこの別れ方だったのだと思うと、切なすぎて苦しいほどでした。真似事でも充分に心が満たされたという言葉も、真似事で終わらせた判断も、伊黒さんらしすぎて切ないです。
でもがる子さんの幸せを何より願う伊黒さんの、とても伊黒さんらしい行動だなと思いました。二人がいつか再会し、幸せになることを願って止まないです。
素敵なお話を読ませてくださり、ありがとうございました。

[10941. 匿名]

>>10903
この流れの中での連投失礼します💦

⚠己の趣味に全振り
⚠解釈違い多々有り
⚠何でも許せる方向け

「おなじ星」🌫　第10話

ねえ、無一郎
私はあの夜、双子座流星群を見るために
こっそり夜中に家を抜け出したの
姉さんは眠いからと一緒に来てはくれなかった
それが二人の運命の分かれ道になるなんて──

次々と夜空に流れる星を数えていたら
叫び声が聞こえて急いで家に戻ると
私は声を失ってその場に崩れ落ちた
部屋は目茶苦茶で血まみれで
父さんも母さんも姉さんも──
そして何かに刀を振るう人を見た
浅葱色の長い髪の後ろ姿…

「いやああーーー！！」

その後の記憶はなかった
気付くとベッドの上だった
家族は鬼に殺されて
その鬼を斬ったのはあの浅葱色の長い髪の隊士だったのだと
後から聞いてわかった
だから私は貴方を知っていたのよ

あの夜空を見上げる姿は少し儚げで
一瞬女の子かと思ったわ
「あの星…なんて言うんだっけ…」
でも発せられる声は男の子だった
私は思わず話しかけていた
「あれは双子座よ」
だって私もいつもあの星を見上げて
ため息をついていたから──
互いに双子の片方を亡くした孤独は痛いほどわかったから

つづく
　

[10942. 匿名]

>>10938
追ってまで読んで下さってありがとうございます✨
コメントまで嬉しいです☺
🐚表現は私にはやはり無理でしたが💦
二人の想いが通じ合った所で察して下さい～🥰

[10943. 匿名]

>>9556
長いお話ですが、餃子パーティーに参加しそびれて置き場所がないので、供養させてください。

『料理は大人のおままごとだから』
1/4
豚肉を茹でてる間に、粉の計量。
3つのボウルそれぞれに、200gずつの薄力粉と強力粉と、少しの塩、200mlのお湯を入れて混ぜる。1つのボウルに収まらないし、合計1.2kgの粉の塊を上手く捏ねられそうにないから3つに分けちゃった。
捏ねてきれいに纏まったところで、ボウルにラップをして室温で寝かせる。

Cafe Wisteria自慢の、年代物のカウベルが鳴って、地下のお店にちょっと風が入る。
「喫茶店ではお見かけしない生地ですねェ」
「閉店後はいろいろ出てくるお店ですのでね」
「昼間は忙しかったかァ？」
「世間はGWだし、お客さんは普段の半分だよ。ワーカホリックな数学教師は、ちゃんとごはん食べる時間あった？」
「お前が作った弁当あんのに飯抜きで働くわけねえだろォ？つーか、別にワーカホリックなつもりはねえんだけどなァ……」
「えっ、───無自覚？」
「わざとらしく『───』つけんじゃねェ！w」
日曜日も「いろいろ気になる」なんて理由で出勤するような人なのにね。

「はい、コーヒーとマスターの気まぐれケーキですよ」
コーヒーと一緒に、フロマージュブランで作ったチーズケーキを出す。ハイチェアに座って私も休憩。カウンター越しに向かい合ってコーヒーを飲む。この距離感、好きなんだよね。
「いつもながら絶品だよなァ」
「ありがと」
時々お店でも出すから、このケーキも食べ慣れてるだろうに、わざわざ感想をくれるの嬉しい。

「……………」
10年以上経っても、好みの顔ってブレないものだな。つい見つめちゃう。
「どうしたァ？」
「───相当忙しい？目の下、クマさんが遊びに来てる」
「年度明け、軌道に乗ったらすぐ休みってのは、どうしてもねェ」
「学生さん側もペース狂うよね、GWって。気候の面では確かに旅行しやすいけどさ」
「そんで旅行疲れから回復しながら中間テストへ向かうんだよなァ」
「ああ、身に覚えが……」
親がこの「Cafe Wisteria」のマスターだった頃、お客さん少ないからってお店を閉めて、家族旅行に行くのがGWだった。

[10944. 匿名]

>>10943
2/4
食器をウォッシャーに入れて、料理の続き。
茹でた豚肉の表面をさっと洗って、お鍋へ。醤油、酒、砂糖、みりんに生姜、それから茹で汁も加えて煮る。

サラダはお店のグリーンサラダと同じ。この時期だけアスパラガスも入ってるやつ。
出来上がったら、卵を半熟に茹でて、剥いたら角煮の鍋に、そっと入れる。キャベツを洗いながら数分待って、火を止める。冷ますことでじっくり味を染み込ませる。

「何か手伝うかァ？」
「んー……お野菜かな？」
自宅から持ってきたぶんぶんチョッパーと、洗ったキャベツを渡す。
「多くねェ……？」
そう言いながらも取り掛かってくれる。
その間に隣でニラとネギ、生姜、にんにくをみじん切りする。ニラ全部と、他の薬味のほとんどを36cmボウルの中でひき肉と合わせて、軽く味付け。
「キャベツ終わったら、こっちのボウルの中身と全部混ぜて冷やしてもらえる？」
「了解ィ」

「さて、本番！」
3つのボウルに入ってる生地を、それぞれ4等分くらいに分ける。
「皮から餃子かァ……」
「何の生地に見えてたの？」
「『誰かからうどん食いてえとか言われてたかなァ』って思ってたんだよなァ」
「多いから主食に見えてたんだw」
棒状に伸ばして、スクレイパーで切っていく。1本の生地から13〜14個分かな。1本作っては切り分けて、丸めて丸く伸ばして、バットに並べて上からラップ。

「さて、もうひと頑張りだね」
完成した餃子の餡、手を濡らすための水を入れたガラスボウル、使い慣れたスプーン。
手に皮を乗せて、餡を掬って乗せて、皮の縁を濡らしてひだを寄せる。本当は餡を軟らかめに作って、並べた皮に絞り出すと楽に量産出来るんだろうけど、野菜多めの絞り出しにくい餡が好きなんだよね。
いつの間にか、スプーンを取り出して手伝ってくれてる。しかも包むの速い！
「手際いいね！？」
「大家族の宿命だわなァ」
「そういうもの？皆で包むの楽しそうだね。うちはあんまり作ったことなかったよ」
食事のほぼ全てがこの店のメニューか賄いだったんだよね、我が家。いろんな料理が並ぶテーブルに憧れて、私がおままごとやごっこ遊びで出す料理はレパートリー豊富だった。料理名言うだけだからね……。

[10945. 匿名]

>>10944
3/4
餃子を冷やしたら、今度は海老。
「海老の団体様ァ！？」
確かに大量だよね。半分は下処理の片栗粉がついただけの状態で、さっと、火が通りきらない程度に揚げる。
フライパンに油と豆板醤、餃子の時にみじん切りにした薬味の残りを熱して香りが立ったら、調味料一式を入れて沸騰させる。揚げた海老を入れて軽く混ぜて、とろみをつけたらエビチリ完成。

残り半分は卵と小麦粉、片栗粉、油を少し加えた衣に潜らせて、しっかり揚げて油を切る。
マヨネーズにガムシロップ、レモン、そして豆乳クリームで作ったソースで和える。ガムシロップは自家製。喫茶店ですからね。
「さて、エビマヨも完成！」
「普通エビチリとエビマヨ両方作るかァ？」
「だってこの前、エビチリ派とエビマヨ派の戦いが勃発してたし」
「戦いっつってもビル〇ィバイドで泥試合だろォ？」
「一昨年からずっとある、鬼滅スターティングデッキでねw」
すっかり飽きたからか、最近は場外での罵り合いに炭治郎（※同じカードではないが、両デッキともエースが炭治郎）を巻き込んでるだけになる。

今度はじゃがいもをくし切りにして、水にさらして置いておく。
さつまいもを剥いて、レンジで蒸したらマッシュする。フライパンに移して牛乳、砂糖、少しだけ塩も加えて水分を飛ばして、冷めてから小さく丸める。
同時進行で、白玉粉と上新粉を合わせて、お湯を入れて程よい固さにする。1個分ずつ成形して、さつまいも餡を包む。綺麗に丸くなったお団子に、胡麻をつけていく。というより、胡麻の中に飛び込ませてギュギュッと押し付けていく。
低温の油で、少し膨らむまで揚げたら、胡麻団子完成。

立て続けに、カウベルの音。
「💎さすが、美味そうだな。昼に続き、気合入ってるじゃねえか」
「🔥見事だな！胡麻団子まで作れるとは知らなかった！」
「こんばんは。家庭料理より少し背伸びした程度ですよ」
中華は好きだけど専門外。もう少し上手くなりたいけど、なかなか奥が深いよね。

「🧈『少し』が凄え高いっすよね」
「🐍料理に関してはやけに理想を追うからな」
「ん？料理に関して『は』？含みがありますねえ」
「🐍他はある程度出来ればいいって考えだろうが」
同級生はお見通し、というより、ご存知か。

[10946. 匿名]

>>10945
4/4（長々トピ汚し失礼しました🙇）
角煮を温めてる間に、じゃがいもの水分を拭き取る。薄力粉をまぶして揚げる。
「あ、その胡麻団子、中身はさつまいも餡ですよ」
「🔥わっしょい！！」
「🌊良かったな」
ほっこりするやりとりの向こうで、またカウベルが鳴る。全員集合だな。
「📿ほう、日本酒にしたのか」
皆、来たら最初にキッチンに声かけてくれるの、嬉しいな。
「こんばんは。煉獄くんのお誕生日も近いので、お祝いの席っぽいお酒はやめておいたんです」
「📿確かにそうだな」
メインに出すお酒は「Time Machine 1712」。濃いめの料理に合う日本酒。

個人的に、フライドポテトは二度揚げ必須。高温に切り替えてカリッと揚がったら、サワークリームとスイートチリソースを添えてテーブルへ。
いつの間にかグラスと取り皿も既に出されてた。我が婚約者様、よく働いてくれるなあ。
「ありがとう」
「🍃どういたしましてェ」

焼き餃子と水餃子を同時に作る。お酢系、お醤油系、胡麻だれ系、ピリ辛系のたれを添えて、テーブルに並べる。
サラダ、そして温めた残りの料理を盛り付けてると、宇髄さんがお皿を受け取ってくれた。皆がそれに続いて手伝ってくれる。

「💎そろそろ時間だな。ド派手に料理も並んでるし、始めようや」
その言葉に皆がグラスを手にする。
「🧈あれ？来ないんすか？」
「、え、私？」
「🌊（お前のグラスも）あるぞ」
こっちを振り返って2人が言う。今回、キメ学教師陣の慰労だから、私は参加者じゃないんだけど。
でもここで遠慮してたら進まないし、エプロンを外して、乾杯に加わる。

「📿皆、新年度ご苦労だった。行事多数の5月も無事に乗り切れるよう。そして、今夜も素晴らしい料理に感謝する───乾杯！」

皆、大変だった4月を思ってか、ちょっと苦笑いしながらだけど。それでも達成感と、飲み会特有のハッピーを、全部全部分かち合うように、グラスを空にする。

「───嬉しそうじゃねえかァ？」
目の前には、あの頃おままごとでやりたかった、料理いっぱいのテーブル。傍に、肩を抱いてくれる人。
私も、なかなかハッピーだと思う。


【コソコソミニ裏話】
タイトルの元ネタは「料理は大人のおままごとでしょ？」、平野レミさんの名言ですw
「大人のおままごと」という言葉には、子ども時代のおままごとの記憶を上回る楽しさがあるような気がします。

[10947. 匿名]

>>10937
わあ！オススメから読んで下さる方もいるなんて嬉しいです☺
前Partのお話を読まれたら今回読者の方が描いて下さった甲冑🌊のイラストもぜひ見てみて下さい✨

[10948. 匿名]

>>10847


…帰りは絶対迎えに行くけど、彼氏なんだし別にいいよな？

:( ◜ཫ◝ ):ｸﾞﾌｯ

深く刺さっておかえり言えずに抱き着いたがる子です……
この「絶対」てめちゃくちゃ良くないですか？！いいに決まってるじゃないですかっ
なんなんですかこの嫉妬混じりのかわいい子は、、うちの玄弥だっ💜💜
最高だョ…

[10949. 匿名]

>>9612
4月になったら④
⚠️先生×元生徒⚠️なんでも許せる方
⚠️もう5月です

「ちょっと待ってください。それって…」

GWに何も予定がないという彼女を別荘に行かないかと誘う。

「もちろん泊まりだ」

交際開始から数日で泊まりがけのデートは早いだろうか。戸惑っている彼女が可愛らしい。

「俺たちは教師同士で何の問題もないはずだが？」

教師同士だから問題ないという彼女の口説き文句を引用させてもらう。

「こ、心の準備というものが…！」

案の定、夜のことを気にしているのだろう

「部屋は複数あるから安心するといい」
「へ？」
「俺がただ君と一緒に過ごしたいだけだ。寝るのは別々で構わない。付き合って数日で手を出す気など更々ない」

彼女の表情が幾分か和らぐ

「ダメだろうか？」

─＊─＊─＊─＊─＊─＊─＊─

5月の避暑地の朝はまだまだ寒い。
都会とは違う澄んだ空気の中を俺のカーディガンを着た愛おしい人と歩く贅沢な時間。折った袖から伸びる手が遠慮がちに俺の服をつまんでいる。

別荘に戻ったらコーヒーを淹れよう。温かいスープと先程買った焼きたてのパンで朝食だ。

「ひゃっ」

どうやら朝露が木から落ちてきたようだ。ハンカチで彼女の丸い額をそっと拭う。

「あの…」

気がつけば俺はハンカチを持ったまま親指で彼女の頬を撫でていた。
真っ赤な顔をもっと変化させてみたくなる。
ひょうひょうとして大人びているようで、大胆な面がある。一方で色恋には少し疎い。

そんな彼女は顔を近づけた俺の意図を理解したようで覚悟したように目を閉じた。

続く

[10950. 匿名]

>>10946
め、飯テロォ…
海老大好きなので食べたいなぁ🦐🍡🥟
先生たちがわちゃわちゃしてるのも楽しいですね(*^^*)

[10951. 匿名]

>>10866
⚠️解釈違い⚠️なんでも許せる素晴らしい方⚠️見切り列車⚠️🐚？

頓珍漢ほのぼの悪寿郎⑥


「おはよう！」

目を覚ますと煉獄さんが私の枕元に立って顔を覗き込んでいる。すでに隊服に着替えたようだ。

「何してるんですか…」

昨夜は煉獄さんのお陰で無事におかみさんに見つからずに部屋に戻ることが出来た。当然別々の部屋で布団に入ったわけだけど…

「好きなおなごの寝顔をみたいと思っただけだ」
「だからって…」

身体を起こそうとすると煉獄さんがすかさず布団を引き上げる

「浴衣が乱れている。そのままでは見えてしまうぞ」
「あ…すみません」
「俺は見たいが君の本意ではあるまい」
「…お気遣いありがとうございます」

ぐいぐい来るようで、強引には来ない。この匙加減にホッとするような、少し残念なような。

「是非見てほしいという気持ちになったらいち早く教えて欲しい」
「…ないです」

煉獄さんは用事があってもうここを発つのだと言う。

「おかみさんには君の分も謝っておいたから安心するといい！」

いや、元はと言えば煉獄さんが…
布団ごと抱き締められ、文句を言う隙はなかった。

用事ってなんだろう──

[10952. 匿名]

あと2日🥰

[10953. 匿名]

⚠️他のガル子さんのお話との設定、シチュエーション等の被り失礼します💦

「大盛りご飯と恋の炎」①

12時を回ると食堂は一気に忙しくなる。
栄養士である私もご飯を盛る等の補助的な作業に入り、次々とやって来る社員さんに対応していく。

私がこの会社──ウブヤシキ工業の社員食堂で働き始めてもうすぐ二ヶ月。
ウブヤシキ工業と言えば地元では名の知れた機械製造メーカーで、入ったら一生安泰と言われる優良企業。調理員さんや補助のパートさんは気さくな優しい人ばかりで、すっかり打ち解けて毎日が楽しい。

「こんにちは！今日もうまそうだな！」

よく通る大きな声が辺り一面に響き渡り、声の主で炎のように鮮やかな金と赤の二色に輝く髪と瞳を持つ男性がカウンター越しに微笑んでいる。

「こんにちは、いつも通りにご飯大盛りです！」
「うむ！毎日ありがとう！」

彼の名は煉獄さん。見た目に相応しいと言うべきか、まさに炎を扱う溶接班に所属している。
調理補助のパートさんが皆『煉獄ちゃん』と親しみを込めて名を呼び、彼のファンを公言する程のおばちゃんキラーぶりに最初は驚愕したけれど、精悍な顔に作業服でさえお洒落に見せてしまう逞しさ、礼儀正しく明るい人柄…これだけ揃えばおばちゃんじゃなくても陥落するのは自然な事だと今では思う。実の所…私も落ちてしまっていて、この人の存在がここでの仕事が楽しい理由の一つなのだから。



「さつまいものコロッケと言う物を初めて食べたが美味かった！」

食事を終えた煉獄さんが食器を返却口に持って来た。いつも笑顔を絶やさない人だけど、今日は特に嬉しそうに見える。

「ありがとうございます、そう言って頂けると本当に嬉しいです！」
「また献立に入れて貰いたい」
「わかりました、早ければ来月にでも」
「そうか！楽しみにしているぞ」

（やった！煉獄さんに喜んでもらえた！それにしても、今日もカッコイイなぁ…）

左右に分けて立ち上げた前髪とパッチリとした大きな目が何かに似ている…と初めて顔を見た時からうっすら思っていたけれどやっと判った！猫だ！お腹を空かせて食堂に来る時のキラキラとした目は特に。



昼休みの時間が終わり、事務作業をしているうちに献立表を見てある事を思い付いた私は仕事帰りに100円ショップへと立ち寄った。
お目当ての物を無事に手に入れるとワクワクが止まらず、つい頬が緩んでしまう。

（明後日のメニューに使うのが楽しみ過ぎる！）

続く

[10954. 匿名]

>>10952
このシーンのむいくん格好良くて大好き🥰

[10955. 匿名]

>>10951
>是非見てほしいという気持ち

そんなこと言えるかい😂もう好きww

[10956. 匿名]

>>10941
⚠己の趣味に全振り
⚠解釈違い多々有り
⚠何でも許せる方向け
⚠🐚表現有り

「おなじ星」🌫　第11話

先に目を覚ましたのはがる羽だった
もう時間は昼を回っているだろう
隣で眠る無一郎の寝顔は子供のようにあどけなかった
それなのに鬼狩りでそれも柱なのよね…
私より早くに兄を殺されて
鍛錬を重ねてここまで強くなるには
どれほどの苦労があったろう？
ましてや記憶もおぼろげな中で──
女の子にも間違われそうな見た目からは想像できないほどにその肉体は鍛え上げられていてさっきは驚いたけれど…

あの口づけから先のことを思い出すと
がる羽は顔から火が出そうになった
そっと布団を出ようとすると太い腕が腰に回されて引き戻された
いつの間に起きたのか
後ろから抱きしめられて動けない
「あ…朝ご飯…そのままだから…」
「…うん…あとでちゃんと食べるから
…ね？もうちょっとだけ…」
寝起きの少し掠れた声で耳元で囁かれ
まだ余韻の残る箇所を探り当てられると
がる羽は身体の力が抜けてしまう
「がる羽と離れたくないけど
夕方になれば俺は任務に行かなきゃならないからね…」
そう言われるとがる羽も切なくなる
もう少しだけ…もう一度だけ…
甘い誘惑には抗えなかった──

そうして今度は甘い二人の日々が始まった

つづく

[10957. 匿名]

>>10702 合コン

(一番好きなタイプはあの子だ
ガル田ガル子？
承知した)

[10958. 匿名]

>>10954
このシーンかっこいいよね🥰
テレビ録画したのコマ送りで何回も見たよw

[10959. 匿名]

>>10957
えっ//
私ですか？二人で抜け出しましょう💙

[10960. 匿名]

明日の目覚ましじゃんけん、むいくん出るんだね！要チェックだわ〜
　

⚠女子キャラと出るみたいなので注意してください

[10961. 匿名]

>>6616推しとユーミン
⚠🍃解釈違い

ナビの時計は9:00ちょうど。
花曇りの空の下、人も疎らな郊外の道を、どこに向かうともなくひた走る。ポーン、と電子音が鳴り、ガソリンの残量警告ランプが点滅し始めた。表示が出るまで気付かなかったとは…余程余裕がなかったのかとため息をつく。確かこの先に、何度か立ち寄った事があるガソリンスタンドがあるはず。看板が見えて、ちゃんと営業している事を確認して、ほっと胸を撫で下ろした。

スタッフは3人、揃いの濃紺のツナギを着ている。銀髪の男性が「オーライオーライ」と手で合図して誘導する。モヒカンヘアの男性が、真剣な表情で洗車してピカピカになった車を拭いている。2人ともスラリとした長身で、目付きはキツいけど改めて見るとなかなかのイケメンだ。そしてもう1人、一際厳つい短髪の男性が、軽トラのおじさんと話し込んでいる。顔も似ているし、親子に違いない。
「いらっしゃいませェ」
「レギュラー満タンお願いします」
「かしこまりましたァー」
テキパキと給油を開始し、窓を拭き始める銀髪さん。いつも思うんだけど、フロントガラスを拭いてもらってる間って、別にこっちを見られてる訳ではないのに、見られてる様な気がして落ち着かない。スマホを見ながら、チラ、と銀髪さんの様子を覗き見る。腕まくりした袖から伸びる筋肉質な腕。動きに合わせてその筋肉が隆起する。額に滲む汗を無造作に袖で拭うと、銀色の髪が日差しに煌めいた。その眩しさに、チラ見のつもりがしっかり凝視していたらしく、視線に気付いた銀髪さんと目が合った。ニコッと微笑んだその顔は日差しよりも眩しくて、思わず胸が跳ねた。

「旅行ッスかァ？」
給油が終わり会計に来た銀髪さんが、助手席のボストンバッグを指さす。
「あ、はい。1人だし行き先も特に決まってないんですけどね」と、バッグをぽんと叩き苦笑する。
「いいすっねェ」銀髪さんが微笑むけれど、胸中は複雑だった。

少し前まで、助手席にはいつも彼氏が座っていた。彼を乗せて、彼が喜びそうなお店、映画、美術館…いろんな所に行った。けど、
「お前といてもつまんねぇ」
そんな捨て台詞一つで私はフラれた。丸一日散々泣き腫らして、漸く彼との思い出が詰まったこの愛車に乗り込んだ。凡そ1泊分の荷物を詰め込んだ、大きなバッグを助手席に置いて。思い出を上書きする為に。

「あの、この辺でどこかおすすめのお店とかありますか？」
銀髪さんに問うてみる。
「もうちょい走った所に和菓子屋があるんスけど、そこのおはぎがめちゃくちゃ美味いッスよォ」
「おはぎですか?!」
ちょっと意外すぎて驚いた。おすすめのお店に和菓子屋さんを挙げて来る所、更におはぎが美味いと言った時の嬉しそうな顔。鋭い目付きとのギャップが凄いけれど、裏表が無く誠実そうな印象を受けた。
「是非、行ってみますね」
「是非。良かったら今度感想も聞かせて下さい。あ、これそこのお菓子っス。いっぱい貰ってるんで、どうぞ」
そう言って銀髪さんは、ポケットから小さなお菓子の袋を取り出し、私の手のひらに乗せた。それは、ピンク、水色、白の可愛らしい金平糖だった。
「わぁ、可愛い！良いんですか?!ありがとうございます！」
「交通安全の御守りと思って下さい」
「行き先も1つ決まりました」
「どこにでも、お客さんが行きたいと思った所に行けますよ」
…そっか。私は自由だ。もう彼の顔色を伺う必要もない。自分の行きたい所へ、心のままに。

スタンドを出る時、3人のスタッフさん達が、キャップを脱いで見送ってくれた。銀髪さんが磨き上げてくれたフロントガラスの向こうには、気付けば抜けるような青空が広がっている。
さっき貰った金平糖を手に取った。パッケージの裏を見ると、カブトムシ柄のマスキングテープに、明らかに手書きの「今日の運勢」の文字が。ワクワクしながら続きを読んで、私は思わず「ふふっ」と笑みを零した。
「…今日の最終目的地、決まったな」
金平糖を齧ると、優しい甘みが舌の上で解けた。

カーブの向こうに海が見えてきた。ラジオから流れる「やさしさに包まれたなら」に、心が踊り出す。
今日は、大好きな海辺で日がな一日ゆっくり本を読んで、和菓子屋さんでおはぎを買ったら…またあのガソリンスタンドに行こう。だって、書いてあるもん。占いは信じる方なんだ。

「目に映る全てのことはメッセージ」
口ずさんで、ボストンバッグの上に置いた金平糖をチラリと見る。
『今日の運勢
─────今日出会った人が、運命の人です』

おわり🚗

[10962. 匿名]

>>10474　コメントありがとうございます😊
>>4623コソコソ⚠️🐚
【恋、叶うべからず】

テーマは片思いでした。
煉獄先生の片思いを書いてみたいなと
両片思いなのですが、叶ってはいけない恋
そんな思いをこめて「恋、叶うべからず」というタイトルに
煉獄先生の恋は叶いません
がる子は学生らしい相手と自分を偽りながらも交際、しかし、イケ崎くんの恋は叶ったと言えるのか…？(名前をモブ崎にしようかと思ったのですが、イケメンキャラにしたかったのでイケ崎にしたらジャスティス感でちゃいました🤣)
がる美は6話(7月)で授かり、すぐに煉獄先生は籍を入れてくれて計画通り💒
がる寿郎は4月6日生まれです👶

[10963. 匿名]

>>9522
コメントくださった方なんですね！
とても励みになりました😌
ふと頭に浮かんできた話で、書いてて楽しかったですw異世界の彼と出会いたいですよね💕
ありがとうございました✨


>>9529
コメントくださった方なんですね！
とても励みになりました😌
実はむいくんがくれた物は何かは私もわかりません💦最初はきちんと実際にある物、にしようと思ったんですが思いつかなくて、読み手さんにおまかせしようと考えあのような形になりました
ありがとうございました✨


>>9541
落ち着ける雰囲気の素敵な空間を、と思って書いていたのでそう言ってもらえると嬉しいです！
きっとガル子も居心地がいいと感じていたと思います🍹
ありがとうございました✨


>>9548
そう言ってもらえると嬉しいですし驚いてもらえて良かったです！
私もまたこのむいくんに会いたいですw
今はまだプロットも考えていませんが、もしかしたら続きを書ける時がきたらいいなと思ってます😊
ありがとうございました✨

 

[10964. 匿名]

>>10951
やっと読めた〜！お面とか面白すぎるwww
タイトル見て頓珍漢でほのぼので、悪…？いやいやいやそんな訳─────ホンマや🤣！！な状態です
続きも楽しみにしてます！

[10965. 匿名]

>>10959

「そうするか」


(ムフフ✨)

[10966. 匿名]

>>10965
自レス

すまない、嬉しさが隠しきれず少しばかり大きくなってしまったようだ

[10967. 匿名]

>>10763
わあ、嬉しいような気まずいようなやつw
後でひと揉めして仲直りするまでが妄想できてしまう

[10968. 匿名]

>>482
【お題】

初恋薊

[10969. 匿名]

>>10961
わー✨✨✨✨
なんか目に浮かぶようなシーンの連続で！
何もかもこの日に出会うために必要だったことなのかなって思えてしまうくらい印象的だし運命的！
窓を拭くさねみんカッコいいなぁー
優しさに包まれたならの爽やかでちょっとノスタルジックなメロディがすごく合うストーリーでした
ここから始まる物語もいつか読ませてもらえたら、なんて思ってしまいます

[10970. 匿名]

>>9556
供養させてください
⚠️
🌫️



私は今、生まれて初めてレンタル男子という物を利用しようとしている。
待ち合わせの時間よりあえて少し早めに着いた私はベンチに座ってその相手を待っていた───

きっかけはただの興味本意…。なんとなく見てみたサイトで彼が目に止まった。何日も何日も悩んでようやく予約ボタンをクリックして今日に至る。

まさか自分がレンタル男子を利用するとは思わなかった。自分には全く関係ない世界だと思ってた。
すごく緊張する───……でも相手は同じ歳だし、そういう世界のプロなんだし、この緊張なんてきっと取り越し苦労なはず。
そう思いながらも私は緊張で下を向いていた。


「…ガル子、さん？」
聞こえてきた声に目を開けると足元が見える。
「はっ…はい…」
返事をしながら顔を上げると、そこには写真で見てた男の子がいた。
私の幻影だとわかってはいるけど、少女漫画みたいに彼の周りにはたくさんのお花とキラキラのプリズムが見える。

「初めまして。『レンタル男子キメダン』の無一郎です」
「初…め…まして……」

笑顔の彼と目が合ったその瞬間、世界が止まったかと思った─────



終わり

[10971. 匿名]

>>10967
何それ絶対美味しいやつ…😇

[10972. 匿名]

>>10529 つづき　⚠️
「チョコが溶けるその前に」13

私はいま怒られている。約束通り非番の日にモブ原さんとクッキーを作ったが、たくさん出来上がってしまったのでモブ乃さんにお裾分けしたいと言ったからだ。
「ガル子さん、水柱から彼女のところへは行かないように言われているはずですよ。たまに私の目を盗んで行ってるでしょう。水柱にもお見通しですよ」
「お願い！！」
「駄目です」
結局、モブ原さんも一緒なら、という条件で二人でモブ乃さんの元へ向かった。道中、なぜモブ乃さんの元へ行ってはダメなのか理由を聞くと、モブ原さんは少しの間考えて口を開いた。
「モブ乃さんは、鬼に狙われています」
「え…」
「これまでにも何度か鬼に襲われかけてます。ここだけの話、水柱の指示で内密に彼女に護衛を付けてるんです」
「なんでモブ乃さんが…」
「最初は、彼女が鬼を呼び寄せる稀血なのかもしれないと思いました。でも調べたら違った」
「じゃあなんで…」
「護衛の隊士が聞いたそうですが、彼女を襲おうとした鬼を討伐した際にその鬼がうわ言のように言っていたそうです。"あの方に美しい人間を"と」
「…どういう意味ですか？」
「鬼は女子供を好みます。鬼にとって、男を喰うより栄養価が高い。その中でも特に美しい人間に執着する鬼がいて、"献上"しているのではないかとお館様が」
たしかに、会う度に圧倒されるくらいモブ乃さんは美しい。でももしこれが本当だとしたら、毎日どれほど不安な気持ちで過ごしているのだろうか。
「どこかに、逃げたほうがいいんじゃ…」
「鬼は情報を共有する。彼女がどこへ逃げようが、また違う鬼が襲いに来る。実際、何度か居場所を変えていますが、いたちごっこです。とにかく鬼殺隊は、彼女を守るしかない。水柱がせめてもの思いで藤の花の御守りを届けているのもその為です」
「…あ！じゃあ、モブ乃さんを冨岡さんのお屋敷で匿えばいいんじゃ？たしか柱のお屋敷は鬼にみつからないように工夫してるんですよね？」
「実は、最初の頃はお屋敷に居たこともありました。でも、彼女が一方的に出ていってしまって」
「なんで……」
「…それが、"男女の仲は複雑"ってやつじゃないでしょうか」
この前のモブ原さんの言葉が浮かんだ。

"水柱には、お慕いしている人が──"

「あれ、お店閉まってますね」
いつの間にかモブ乃さんのお店の前まで来ていた。いつもならとっくにのれんが出ている時間なのに、のれんどころか入口も鍵が閉められ店内に人がいる気配は無い。
「お休みですかね？」
「裏口に回ってみましょうか」
隣の店との間を通り抜け裏に回ると、見慣れた半々羽織が目に入った。
(え…冨岡さん？)
中には入らず立ち止まったままの冨岡さんの肩越しに窓から中を覗くと、───モブ乃さんが知らない男の人と抱き合っていた。
「あ……」
思わず声を出した私に気付きこちらを振り返った冨岡さんを見て、心臓がどくんと鳴った。

───ああ、この人もこんな顔するんだ

「──すまない、後でこれを彼女に渡してくれ」
私の手に置かれたのは、いつも冨岡さんがモブ乃さんに定期的に持ってきているという藤の花の御守りだった。
「…冨岡さん、」
「用事を思い出した、もう行く」
目も合わさずにそう呟くと、この街の人混みに足早に消えて行った。ぎゅっと握られていたのがわかるほど歪な形になった御守りを残して。
「……やっぱり、好きなんじゃん」

冨岡さんはその日、朝まで屋敷に戻らなかった。

つづく

[10973. 匿名]

>>10702
連絡先交換をする勇気がない……

[10974. 匿名]

>>10970
えーん終わるなんて酷すぎじゃない？！
今からだよいいところ？！
むいくんいたらレンタルしまくって身を落としてしまいそう😱
めっちゃ残念だけどこの部分だけでも読ませてくれてありがとう。アタイ読んでる数十秒間、確実に幸せだった…😇

[10975. 匿名]

>>10972
あー、ガル子ちゃんも辛いし冨岡さんも辛いよね🥲

[10976. 匿名]

>>10958
したした！コマ送りするよね
何時間も目を地走らせながら見てた〜

[10977. 匿名]

>>10642
教員免許とってくる…

[10978. 匿名]

>>10961
これから先の物語も見てみたくなるような素敵な出会い…✨🍃

[10979. 匿名]

>>10967さん
妄想してみました

ドタキャンが出たからと人数合わせで参加した合コン
相手方を見てびっくり
（え？なんでガルコがここにいるの？ ）
「ご飯を食べてるだけで良いからさ〜」と幹事のモブ原に言われていたが、ご飯どころじゃない
今すぐ問いただしたいけれど、さすがに場の空気は読めるから大人しくする

「時透くんって本当に彼女いないの？」
正面に座っていたモブ本さんだっけ？が目をくりくりさせて聞いてくる
（いるにきまってるだろ）
「時透はフリーだよな」
（おいモブ原！）
「ほんとぉ？そうだよね！じゃなきゃ合コンになんて来ないよね！LINE交換しようよ」
「スマホ充電切れてた。ごめん」
（ガルコが不安そうにこっちを見てる。違う！ガルコしかいないから！）
なんとかモブ本さん？の攻勢をかわし、お開きの時間になった
「明日朝早いから今日は帰る。みんなありがとう。じゃっ」
ヒールの女性陣に追いつかれないように早足で駅へと向かう
改札前でスマホを見るとガルコからメッセージ
「びっくりした。モブ実に頼まれて人数合わせで参加したんだけど、むいくんは本気だったの？」
（そんなわけないじゃないか！！）
すぐさま通話ボタンを押す
「もしもし？」
「むいくん？」
「ごめん！僕も同じ。人数合わせだよ。風邪ひいたとかで人数が足りなくなったんだよ。ガルコに一言言うべきだった。ほんとごめん！」
「ならよかった」
「いまどこ？」
「駅に向かってる。いま歩道橋だよ」
「待ってて」
通話を切り、走り出す
歩道橋の上にガルコがいる
階段を駆け上る
「ガルコ！」
「むいくん」
「ほんとごめん！ちゃんと顔を見て謝りたかった」
「こんなに息を切らして。どんなに必死になって走ってきてくれたのかわかるから、もう謝らなくて大丈夫だよ。私も頼まれたからって、むいくんに言わずに合コンに行っちゃってごめんね」
「ううん。さ、帰ろうか」
ガルコの手を取り歩き出す
ガルコの手はあったかい
この手を離すもんか

[10980. 匿名]

>>10655
リアルな切なさ…

[10981. 匿名]

>>10949
彼のカーディガン着せてもらって自然の中で朝のお散歩…素敵(◍´꒳`◍)
手を繋いでない初々しさもいいわぁ♡

[10982. 匿名]

>>10974
ごめんよぉ
確かに今からいいところなんだよねwでもどういう話にしていくか全然思い付かなくて…w
むいくんがいたら確実に身を落としてしまうよね🤣
読んでくれてる間、幸せな気分になってくれてありがとう✨認められた……

[10983. 匿名]

>>10946
Cafe Wisteriaシリーズ、他嫁ながら大好きです♡美味しそうだし、楽しそう～
実弥とたくさんの海老をやっつけたい

[10984. 匿名]

>>10982
またなんか思いついたら書いてね🤝

[10985. 匿名]

>>10976
やっぱりコマ送りするよね🤝
目が～目が～となりながらも止めることができなかったw

[10986. 匿名]

>>10985
🤝✨

[10987. 匿名]

>>10956
⚠己の趣味に全振り
⚠解釈違い多々有り
⚠何でも許せる方向け

「おなじ星」🌫　第12話

「柱稽古？」
「うん、最近鬼の出没が減って来てるから
柱はそれぞれの屋敷で隊士たちの指導をすることになってね」
「じゃあ…私も何かお手伝いできる？」
がる羽が言うと無一郎は
「嬉しいけど…若い男がたくさん来るからね
がる羽が来ると心配だし…それに」
「それに？」
「多分、俺、がる羽が他の男と一緒にいるのを見たりしたら
隊士への指導に歯止めが効かなくなりそうだから…」
無一郎は真顔でそう言った
「…え…」
それは、隊士の身が危なすぎるわ…
「じゃあ…そのお稽古が終わるまで会えないのね…」
寂しそうに視線を落とすがる羽を優しく抱きしめると無一郎は言った
「稽古は明日からだから…
今夜は会えない日の分まで
がる羽が俺を忘れないように
朝までずっと離さないから──」
　
そんなの…残酷だわ…
何度肌を重ねても重ね足りないもの
貴方を知ってしまうほどに
心だけでなく身体まで辛くなるなんて

でもきっと
この前みたいにちゃんと戻ってきてくれるわよね？

その時のがる羽はそう信じていた

つづく

[10988. 匿名]

>>10735
あなたの愛、受け取りました

[10989. 匿名]

>>10960
なんじだろう？

[10990. 匿名]

⚠️🐚です⚠️💎ワンナイ⚠️ノリが軽い

見覚えの無いカーテンの隙間から差し込む朝日で目が覚めた
我が家のものではない肌触りがいいリネンに自分のものより広いベッド、ホテルではない見知らぬ部屋。のそりと起き上がるとオーバーサイズのトレーナーを着ている自分と痛む腰と軋む身体、記憶は…ない
状況的にアウト
ベッドには自分ひとりだけど服が見当たらないのでモソモソと起き上がってベッドから下り寝室らしき部屋の扉を開けると、上半身裸のイケメンが濡れ髪で首からタオルをかけて水を飲んでいた。とても眼福です。
「起きたか。ホラ水」
渡された新品のペットボトルの蓋を捻るも握力が死んでるらしい。
開かねえの？と、手から取り上げられたボトルの蓋を開けて渡してくれたので、ゴクゴクと飲み続ける。だって喉もカラカラで声も出せそうに無かったし…一気に半分ほど飲んで口を離した。
「ありがと」
「ん。記憶アリ？」
「二軒目出た辺りからナシ」
「だろうな」
合コンで意気投合してその後二人で行ったバーでテキーラ何杯か飲んで…

[10991. 匿名]

>>10785
すでに意識してる相手だったのか～！傷の手当もドキドキだなあ…それをふまえて読むとさらにニヤニヤしちゃう🤭

[10992. 匿名]

>>6928絵描きさんにリクエスト
🍳ガル子のために料理をしてくれる有一郎くん
⚠️二次絵ご注意ください⚠️
苦手な方お手数ですがスクロールお願いいたします🙇
※デフォルメしてます※むいくんいます

[10993. 匿名]

>>9556
供養🙏🏻
⚠️🍶🐚闇？
(🔥さん、殉職描写あり)
(ヒロイン未亡人)
⚠️なんでも許せる方向け⚠️

「お受けになればいいのに」
「そう簡単に言うな」
未だに黒々と豊かにその相貌を彩る眉を潜めて旦那様はため息をついた。
先程、御館様の鴉がこの屋敷に舞い降りて、旦那様に対して産屋敷家の警護をするよう要請したのだった。
この人のことだから、二つ返事でそれを受けるとは思っていなかったが、そんなに思い悩むことなのかと少し驚くくらいに旦那様は悩んでおられた。
「だが俺は責務を放棄した」と、拳を握りしめてこれ迄何万回も繰り返した懺悔の言葉を絞り出した。
「だったら尚更、このお話をお受けするべきです」
最初は共に涙を流した。次に明るい言葉をかけ、それからたまに叱咤した。けれどこの人が本当に必要としているものはきっとそういうものじゃない。
「御館様をお守りください。お話を受けるのです」
そうきっぱりと旦那様に告げる。
杏寿郎様が殉職されてから暫くの後、旦那様はお酒を断たれた。それだけではなく、人知れずその肉体を鍛え上げ、誰も知らぬところで再び剣をその手に取った。
それは触れる度に大きくなる肩の筋肉や、精悍さを増していく顎の線。それから、肌に触れられるとごわつきを感じる手のひらが私に彼の魂が息を吹き返し始めていることを教えてくれたのだった。
「……俺に出来るだろうか」
「ええ、出来ますとも」
握り締められたままの手を取り、その指に口付けた。
「私が"男"にして差し上げましょうか？」
熾火のように暗い炎の瞳を覗き込む。
「……言ったな」と、彼の炎がゆらりと鎌首を持ちあげた。

悲願まで、あと少し。天の星となって眠る夫に心で詫びる。
慚愧の業火に灼かれる私をどうぞお許しください、と。

終わり

[10994. 匿名]

>>10990
⚠️🐚です⚠️💎ワンナイ⚠️ノリが軽い

「すっごく楽しかったね？」
「疑問形にすんなw」
「一応聞いてみるけど…」
「ゴチソウサマ」
「だよねえ…ご迷惑おかけしました」
敷かれたラグの上で土下座する、なんなら五体投地してもいい
「やけに冷静だな。よくある事なのか？」
「まさか、深酒してもこんな事は初めてで候。しかし事実は事実として受け止めるしかあるまいよ…私はやらかした、それだけのこと…あ、このトレーナーも借りたみたいでごめんね。天元さんが履いているスウェットズボンの上がコレとお見受けした」
「散々温めてやったのに寝る時に寒い寒いつってたからな」
うわ〜、意地悪な顔してる！昨日もこの顔見た気がするぞ、思い出せ…いや思い出すな。
「誠に残念ではございますが記憶にございません」
天元さんはトントンと自分の胸元を人差し指で叩く
「立派な胸筋ですね」
昨夜その胸に抱かれたってのに記憶がないなんてもったいない事を！！
「違うって、ソッチ」
私の胸元を指して言われ、トレーナーを少し前に引っ張り覗き込むと複数個所に痣のような跡が点々とついている
「うわぁ…ワンナイの相手につけますかね普通」
「悪かったな、俺も途中から加減出来なくなったんだわ」
「そうっすか…なんか覚えてないの勿体ないし申し訳ない気がしてきました。あ、シャワー借りてもいいです？」
「いいけど──覚えてないのが勿体ないならこれから記憶にしっかり刻んでやるから、シャワーはその後な？」

おわり

[10995. 匿名]

>>10992
絵感想🍳（Notリク主）

か、かわええ…( ◜ཀ◝ )
ﾈｺﾁｬﾝもかわええ
なんという癒やしの空間だ🩵

[10996. 匿名]

>>10992
⚠二次絵感想

わゎ〜✨️二人とも、更に猫ちゃんも可愛い！夜中にホワホワさせて頂きました！
(リク主さんではありません)

[10997. 匿名]

>>593
【マニアックお題】

推しとSEX MACHINEGUNS

[10998. 匿名]

>>10886
読んでます！こんなお話書けるの素敵✨

[10999. 匿名]

>>10892
伊黒さんにとっても夢のような時間だったのね

[11000. 匿名]

>>10994
⚠️🐚
武士ガル子w
色々な相性が良さそうな二人🥹🫶