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  • 1. 匿名 2016/10/14(金) 23:38:06 

    「発達障害の子どもたち」のケア疲れで辞める保育士が増加…保育現場で必要とされる「発達障害支援」の役割とは?【前編】 | ダ・ヴィンチニュース
    「発達障害の子どもたち」のケア疲れで辞める保育士が増加…保育現場で必要とされる「発達障害支援」の役割とは?【前編】 | ダ・ヴィンチニュースddnavi.com

    文科省の調査によると、小・中学校の通常学級に在籍している発達障害者の割合は約6.5%。保育園にも発達障害の子どもがいるのは当たり前の時代となっている。しかし保育士は発達支援の専門家ではないため、悩みを抱え自信をなくし現場を去っていく人も多いという。その問題にいち早く危機感を抱き、10年ほど前に「発達支援チーム」を発足したのは、全国168カ所で保育園を運営する子育て支援事業最大手の株式会社JPホールディングスだ。  その活動内容と、今までの取り組みによる保育現場の変化について、取締役の青柳淳子さんと発達支援チーム主任の田中雅子さんに話を伺った。 ――発達支援チームを発足したのは、何か


     発達障害があるお子さんは、同じ発達障害の診断名でも、子どもによって様子や対応が異なるんですね。同じ自閉症の子どもでもタイプやレベルが違うために前例が通用しない、というようなことがたくさんあります。そのむずかしさのなかで「どう対応してあげたらよいのかわからない」と、自信を無くす保育士がいたことも、発達支援チームが必要になった理由のひとつです。

     発達障害かどうかは医師が診断します。私たちが発達支援をする際に大切なことは、そのお子さんの発達を理解することです。

    田中さん 保育園の現場を巡回して発達支援チームがまずおこなうことは、そのお子さんが何に困っているのか「困り感」を理解することです。発達障害のあるお子さんがいろいろな場面で不適応を起こすと、周りの人間が困っているように見られがちですが、一番困っているのはそのお子さん自身なんですね。これはとても大事なことだと思っています。もちろん保育士もどのように対応したらよいか悩んでいますが、保育士と一緒に考えるのが発達支援チームの大きな役割です。

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