維新の「高校完全無償化」が教育を破壊する可能性も…目先の人気取りに偏った政策の“2つの問題点”
139コメント2024/01/15(月) 00:47
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1. 匿名 2024/01/12(金) 11:31:42
第一は、助成と引き換えに私学経営の根幹である授業料に自治体が手を突っ込んで枠をはめ、私学への完全な価格統制に着手したことだ。こんな乱暴な政策は、私学教育が始まった明治維新以来なかったことではないだろうか。
公教育の一翼を担う以上、自治体が助成を調整することに一定の合理性はある。だが、今回はその度を越していて、制度に参画しないなら助成を取り止めるという。半ば強制的に府の下請けに私学を置くような政策で、政治による教育支配は、民主主義社会の根幹を揺るがすものだ。
第二の問題は、橋下氏の知事時代の言葉通り、維新は公私問わず学校間の人気競争を迫り続けていること。学校の淘汰による教育費削減の意図はあからさまで、結局「なんぼの得があるのか」という、コスパ発想なのだ。
不人気校から廃止して公立の数を減らし、公務員としての教員の人件費や学校建設・維持費を大幅に削減する意図は明らかだ。少子化が進み、生徒募集が困難になれば、もともと公立よりお金のかけられていない私立にも募集停止の波は及ぶ。公立の重点校には傾斜をかけ税金を投じる一方、私立の教育充実の追加経費は、「自力で寄付を募れ」である。こうして教育の総コストを縮減させようとしているのではないか。+39
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41. 匿名 2024/01/12(金) 11:41:54
>>1
勉強大嫌いな子がたくさんいる中で99%も高校に進学する現状の方がおかしい。
むしろ、中卒でも第一次、第二次産業で働いて、生活するに十分な収入を得られる世の中になるよう、構造改革してほしい。+2
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58. 匿名 2024/01/12(金) 11:48:57
>>1
ざっくり言えば、私学はお金がかかるけど、相応の特色がある。お金がないなら公立。狭き門だけどその為に努力する意義がある。
これで良かったのに。
お金のある人から税金とってお金のない人に補助。ある程度ならいいけど、そこまで優雅な生活していない世帯からむしりとって、貧困世帯に手厚過ぎ。
社会主義、共産党主義みたいになってきた。
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86. 匿名 2024/01/12(金) 12:11:05
>>1
良いね!
子供にお金かけなかったら国として終わるからね+1
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89. 匿名 2024/01/12(金) 12:14:15
>>1
>制度に参画しないなら助成を取り止めるという
乱暴な+0
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92. 匿名 2024/01/12(金) 12:19:04
>>1
高校は義務教育じゃないんだから無償化する必要なし。子供出産しようと決めた段階で育児、教育費にお金がかかることは想定内だと思うけど。お金ないから進学できないとかは親の怠慢。+2
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135. 匿名 2024/01/12(金) 20:34:00
>>1
維新が言ってるの?東京なんか小池百合子が私立高校無償化にしたらしい
小池百合子は兵庫に帰ってそっちで悪法やってほしい+0
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大阪府では2024年度から高校での「授業料完全無償化」が始まる。「公立・私立を問わず、全ての家庭の負担をなくす」とうたい、保護者の所得に応じて設けていた授業料助成の制限を取り払う。日本維新の会共同代表の吉村洋文・大阪府知事は、「全国でやるべきだ」と強調するが、国家100年の大計としての教育思想を欠いたままのスタートは、拙速と言わざるをえない。(一部抜粋)