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  • 1. 匿名 2023/11/26(日) 17:08:35 

    ボール遊び禁止する都市公園に変化の兆し 自治体と住民歩み寄り | 毎日新聞
    ボール遊び禁止する都市公園に変化の兆し 自治体と住民歩み寄り | 毎日新聞mainichi.jp

    「なぜボール遊びはダメなの?」。全国に11万カ所以上ある国や自治体が設置する「都市公園」で、ボール遊びが禁止されているところは少なくない


    市が対応に苦慮する中、「話し合いで解決できないか」と考えたのが地域の公園愛護会の会長、嶽村(たけむら)久美子さん(73)だ。2016年に市などと約300世帯にアンケートを取り、ワークショップを開くと「小さな子ども連れがボール遊びを怖がっている」との声が上がる一方、子どもからは「ルールが厳しくなると遊び場がなくなる」との意見が出た。

    こうした声を踏まえ、嶽村さんらは公園利用の基本ルールを作成。バットなどボールを打つ道具の使用を禁じたが、軟らかいボールで遊ぶのは認めた。フェンスなどに当てなければサッカーもできる。公園で禁止されることが多い花火も、手持ちであれば大人の見守りを条件に可能とした。
    ルール作りの経緯や内容を書いた冊子を作り町内で配布すると、トラブルは減った。嶽村さんは「立場や考えが異なる人が集まるからこそ互いに納得することが大事だ」と強調する。

    大阪市はボール遊びを一律禁止していたが、14年から市内13公園で認めた。18年には、約980の公園のうちボール遊びの実態がある公園の9割で苦情がないことを確認し、一律禁止をやめた。新たなルールはあえて作らず、推移を見守っているところだ。

    千葉県船橋市は中学生からの要望を受け、15年に「ボール遊びのできる公園検討委員会」を設置。翌16年にボール遊びができる公園の運用を始めた。他人の迷惑にならないことを条件に、広場を含む33カ所でボール遊びができるようになっている。

    利用者が自ら使い分けられるよう工夫している自治体もある。熊本市は21年度に「ボール遊びおすすめ公園マップ」を作成し、ボール遊びがしやすい公園が一目で分かるようにした。新たに公園を作る際は住民参加のワークショップを開いて設計に反映する。

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