浦島太郎の亀が許せない

[464. 匿名]

>>352
乙姫は帰る浦島に
「どうか『どんな事情があろうと』も、この玉手箱を絶対に開けないで下さい」と、語るのは……
その箱の入っていたのは、本来浦島太郎が持って居た「時間・人生」なのよ
(道義的にも必ず本人へ返さなければならない)

その玉手箱は竜宮城から去る際の、乙姫から渡されたお土産でもお宝でも何でも無く
乙姫らが浦島太郎に対して恩返しと称し、悪気は無くとも奪ってしまった
太郎が生きるはずであろう「返さなければならない時間・人生分を閉じ込めた箱」だったんだよ。
竜宮城の乙姫は恩義のある太郎へ、残して来た両親を心配し「もうこれで…」と帰宅を望む太郎を
何度も引き止めるけど、強い意志と共に帰宅を望んでる太郎を尊重し(本当は帰したく無い)
時間と人生の詰まった「開けてはならぬ玉手箱」を、乙姫は太郎へ返却したって事……

まぁ太郎からしたら「そう言う事は、竜宮城へ連れてく前に言ってくれよ！」だけどねw

[524. 匿名]

>>464
傲慢だな
助けてもらったうえ､帰りたいって言ってるのに何度も引き止めて
箱の中身も教えずに絶対開けるなって
親も住む家もない絶望の中｢箱の中身はなんだろう?なんかいいことあるかも｣って人の心理として開けたくなるのは普通だし
”白髪のおじいさん”までの話なら理不尽以外ない

恩返しどころか｢いいことばかりだと思うなよ｣的な
上げといて突き落とすみたいな意地悪ささえ感じる

鶴と亀になってって所まで話さないと
(それもすんなり納得できないけど)
やっぱり竜宮城で遊び呆けた報いみたいにしか受け取れないわ

[986. 匿名]

>>464
なるほど…とも思ったんだけど、ちょっと腑には落ちないかも。
失った時間や人生は返さないといけないけど、竜宮城は時間軸が違うから返さなくてもいいってこと？
でも失ってるやん、確実に、知らんうちに。
おれ竜宮城にずっといる！ってなってたら、いつか強引に返される日が来るってことなのだとしたらマジ怖いやん…
それとも竜宮城にいる限りは返さないけど、地上に戻るなら返すってことならなんかもう乙姫ヤンデレやんか笑

[1081. 匿名]

>>464
これが一番納得できるしおとぎ話として完成度高いので私はこの説で補完するわ！
ありがとう！

この何かを得るのに何かを代償にしなくてはならず
それについての説明や打開策が何もないっていう
不条理さがザ昔話って感じでとっても好み