ガールズちゃんねる
  • 9391. 匿名 2024/04/29(月) 22:14:01 

    >>532⚠️書きたいところだけ⚠️🐚匂わせ⚠️解釈違い

    「同窓会…?」
    「そう。……高校の。」

    ベッドから身体を起こすと、宇髄先輩の腕の中で温まっていた肌が急に冷たい空気に晒されて、もう少し包まれていればよかったと後悔した。窓から見える川沿いの桜並木は満開で視覚的にはすっかり春なのに、空気はまだ名残惜しそうに冬を引き止めている。

    「だから来週末は実家に帰るから、こっちにいないからね。」
    「ふーん……俺も行っていーい?」
    「えー…ダメ。宇髄先輩みたいな派手な人連れて帰ったら大騒ぎになっちゃうから。すっごく田舎だから、そういうのすぐ変に広まっちゃうんだよね。」
    「変に、って何だよ。」
    「変にって言うか…あることないこと尾鰭が付いた噂話が広まっちゃうの。」

    彼も一緒に帰ると、きっと次の日には近所の人たちが結婚祝いを持って家に押しかけてくるだろう。

    「…んだよ、つまんねー。」

    はっと息を吐いて身体を起こした宇髄先輩が、服を取ろうと伸ばしかけた私の腕を掴んで、動きを封じた。

    「それ……元彼も来んの?」

    ​────覚えてたんだ。
    確か、初めて会った時に私が一生懸命話すのを興味なさそうに聞いていただけだったのに。

    「……わかんない。」
    「こっち来て。」

    掴まれた腕が引かれて、なすがままにまたすっぽりと彼の腕の中に収まった。

    「そいつのこと、まだ好き?」

    何でそんなこと聞くの​────?

    好きかどうかなんて、離れてからずっと考えてこなかったから。もう好きじゃないって、思うしかなかったから。私には、もうどうしようもできなかったから。
    そして今は、私は宇髄先輩のことが好きだから​────。

    「久しぶりに見たわ……お前が泣くの。」

    宇髄先輩は、私が泣いても前みたいに喜ばなくて。
    ただ、私をぎゅっと抱き締めた。

    「……ちゃんと帰ってこいよ。」

    どんな表情で、どんなつもりで言ったんだろう​────。
    私の肩口に顔を埋める彼の顔を見ようと身を捩りかけて、やめた。

    顔を見たって、何を考えているのかなんてわかりはしないのだから。

    (何やら拗らせてる二人を書きたかった…が、挫折!!ちなみに宇髄先輩はとてもいい人なんだけど、ガル子が色々勘違いしてる設定🆓)

    +33

    -12

  • 9396. 匿名 2024/04/29(月) 22:18:55 

    >>9391
    🐚

    わーおわーお!拗らせとる拗らせとる!
    こういうシチュ大好きです(*´`)
    良かったら、書きたいとこだけまた書いてもらえたら嬉しいなぁ…
    肩に顔うずめる宇髄さん、想像したらすっごいドキドキした!

    +21

    -7

  • 9401. 匿名 2024/04/29(月) 22:22:00 

    >>9391
    拗らせ良かったよぉぉ!もし続きかけたら書いてね、アタイ待ってるよ!

    +18

    -5

  • 9454. 匿名 2024/04/29(月) 23:09:08 

    >>9391
    🐚

    拗らせとか嫉妬大好き...(≧ ≦)

    +20

    -10