【上代散文】古事記・日本書紀・風土記について語るトピpart2
123コメント2024/04/02(火) 17:01
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118. 匿名 2024/04/01(月) 08:53:30
播磨国讃容郡
大神夫婦二柱は国占め争いをしていた。
妻玉津日女は生きた鹿を捕らえ横にし腹を割いて、稲の種をその血に撒いた。すると、一夜の間に苗が生えたので、取って田に植えた。
大神は言った。
「お前は五月の夜に植えたのだな」
そして、他の処へと去ってしまった。
それで、そこを五月夜の郡、神を賛用都比売と号く。今も讃容の町田がある。鹿を放った山を鹿庭山と号く。山の四面に十二の谷があるが、皆鉄を産出している。難波の豊前の朝廷に初めて献上した。鉱脈を発見した人は別部の犬で、その孫たちが初めて奉った。+1
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