ガールズちゃんねる
  • 1613. 匿名 2015/07/06(月) 05:34:56 

    小児性愛の原因を究明するために、研究者らは、加害者が子ども時代に受けた虐待が主たる原因であるという普及した考え方を、ほぼ棄却することにした。調査によれば、虐待の被害経験があっても大人になったときに加害者になることは少なく、加害者のうち3分の1が被害経験があると語っただけだと言う。

    トロントのセンターでは更に、小児性愛が生物学的な原因を持つ可能性を示唆するいくつかの関連性を発見した。

    納得しうる発見のうちのひとつは、小児性愛者の30%(これは一般の3倍の割合)が左利きもしくは両利きであったというものだ。右利き・左利きというのは遺伝的な原因と子宮内環境のどちらの影響も受けて決まることから、科学者たちはこのつながりを、小児性愛者が生まれつき何か異なる性質を持っているという可能性を強く示唆していると考えている。

    「唯一可能な説明は、生理学的なものです」と、調査リーダーのジェイムズ・カンターは語る。

    研究者らは更に、小児性愛者は非小児性愛者よりも平均しておよそ1インチ背が低く、IQもまた10低いということも発見した。これは、出生前や小児期の発達上の問題と一致している。

    2008年の調査でカンターの研究チームは、65名の小児性愛者の脳をMRIで調べた。性犯罪を犯したことはないが他の犯罪を犯したことのある人たちと比較した時、彼らの脳には白質(脳の接続回路)が少ないことも分かった。

    これは、カンターのいう「クロス・ワイヤリング」という現象についても示唆的である。これは、魅力的な女性の近くにいるときに多くの男性が経験する神経反応が、子どもを見た時にも開始するという現象である。

    脳の関与に関する更なる証拠は、抑制機能に影響を及ぼす脳腫瘍や神経系の疾患にかかっている男性について分かっている様々な例からも提示されている。

    +10

    -34